2014年9月27日土曜日

夢日記20140926

久しぶりに日本酒飲んで酔っ払ったらめずらしく長い夢を2つ見た。1つは恥ずかしすぎてかけないのでもうひとつを書き残しておく。夢だし辻褄も落ちも何もない。


いよいよ世界の腐敗が進んできている。腐敗というのは物事が本来の形を失っていくことだ。特に顕著なのはいのちがものに近づいていってその脈動も少なくなり、ものと融合してしまっていくことだろう。

わたしたちの街はなんとかそれを避けて、いのちはいのち、ものはものとして暮らしている。だがひとたび街の外に出れば、固まり混ざってしまったいのちともので溢れかえる道だ。街から出ることは普段禁じられているがわたしは交易のために特別に月に一度なかまと共に道へでる。

そう、わたしたちの街はなぜだか腐敗を免れている。どのようにしているのかはわたしにはわからない。街のしはいしゃが守っているのだという。だがだれもその方法は知らない。しはいしゃは強権で強欲だ。この街にわたしたちを住まわせる代わりにあらゆる労働力を搾取している。

わたしのあねはしはいしゃのところに働きに出ている。仕事の内容については何も言わない。聞いても黙って首をふるだけだ。そういえばあねは随分と物静かになった。昔はよくしゃべっていたのにしばらく声を聞いていない。

ある日あねが仕事から戻らなかった。次の日も戻らない。職場に問い合わせると出勤していないという。わたしは仕事の合間を縫ってあねを探したが一向に見つかる気配はない。ゆうじんは憐れむような目でもう諦めろという。

1年が過ぎてわたしは街を出ることに決めた。

街の外は一層混沌としている。混沌としているが静寂が支配している。いのちは一層ものと交わり、時々動くものがいてもその動きはひどく緩慢だ。ところどころかつてひとであったであろうものがある。どちらかというとおおまかな輪郭は融合したもののものだ。いのちと融合することで角がとれ丸くなり、硬さがなくなり柔らかくなり、色彩がぼやけ、世界との境界が薄れ溶け出している。

わたしは世界が腐敗を始める前に勤めていた熔解炉をめざした。かつてわたしはそこで不要になった金属を溶かしまた利用できるように加工していたのだ。

何年ぶりかわからないが果たして熔解炉は残っていた。熱のせいかわからないが外壁は腐敗が進んでいるものの建物の中は当時のままだ。炉も当時のまま火が入っている。ただもはや不要な金属などはなく、炉に投げ入れられるのはかつて不要な金属であったものだ。熔解炉を動かしているのはかつてひとであったものだ。かれら(それら)は急に入ってきたわたしには目もくれずにこやかにひどく緩慢な動きで仕事をしている。
わたしは気分が悪くなり熔解炉を後にした。

街から離れるにつれ世界はどんどん輪郭を失っていく。純粋なものやいのちはもはや見られない。動くものもなく、融合したもの/いのちが視界いっぱいに広がっている。かつてたてものとよばれたもの。かつてひととよばれたもの。

それら/かれらの顔には皆穏やかな笑みがうかんでいる。そしてわたしはいつの間にか自分が笑みを浮かべていることに気づく。


IMA cafe @六本木 with 電源&Wi-Fi


六本木にあるIMA cafeで打ち合わせをしてきました。電源とWi-Fiが無料で使え、珈琲も美味しいです。

場所は飯倉片町交差点のあたり。額縁屋さんやギャラリーなんかが入っているAXISというビルの3Fです。

フォトギャラリーIMA galleryと写真集のショップIMA booksのあるスペースの一角にカフェIMA cafeが併設されているというたてつけ。客席は上の写真の大きな長方形のテーブルがひとつと、丸いローテーブルがひとつ。今日のお客さんは僕らの他に、2人組が3組ともう一人。おしゃべりしている方が多く打ち合わせも気兼ねなくできる感じ。

長方形のテーブルの方には電源が完備されています。
Wi-Fiは無料で使えますが登録が必要なタイプ。カフェカウンターと丸いローテーブルにQRコードがおいてあり、そこからURLにアクセスするとWi-Fiのパスワードを見るのにIMAの会員情報を聞かれます。会員でなければその場で無料登録し、再度QRコードのURLにアクセスして会員情報を入力するとパスワードが表示されます。

珈琲は400円から。案内ボードにスペシャリティコーヒーと出ていて細かく産地を指定できます。

コーヒーは東京・三軒茶屋の「OBSUCRA COFFEE ROASTERS」監修。焼き菓子は神宮前の「レフェクトワール」の品を提供、だそうです。

ちょっとした作業スペースとしても良さそう。

2014年9月26日金曜日

スタンディングデスク




今更ながら自宅でスタンディングデスク導入しました。
普通の机の上にアマゾンの箱乗せてその上にMBA載せるという超簡易版。
アマゾンの箱ぴったりすぎてびっくりです。

バランボール→スタンディングデスク→リラックスチェアのルーティーン

山梨県立科学館が婚活イベントやってるらしい

先日山梨に行った時に面白いビラを見つけたのでご紹介。


県立科学館で婚活イベントやってるらしいです。
メニューはこんな感じ。

1.わくわくのサイエンスショー
2.グループで実験工作
3.展示室でフリータイム
4.貸し切りのプラネタリウム
5.夕食と星空観察
6.カップル発表

すごい楽しそう。こんなところで出会ったらきっと素敵な人に違いないと友人と僕のあいだで話題です。

ただし応募条件に「男性はお勤め又は経営をされている方」という項目があり無職は参加できない模様。残念。

実は今回が2回めで昨年一度開催されています。
第1回の様子はこちらで紹介されています。なんと30名の枠に124名の応募があり、またこの回で6組のカップルが成立したとか。

「科学の力で運命の赤い糸を見つけよう」

詳細はこちら
http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/1402

2014年9月25日木曜日

Google+のストーリーがジオタグついていない写真も地名付きでまとめてきた

Google+にストーリーと言う機能があるのはご存知でしょうか。Google+にはiPhoneやAndroidなどのスマホに設定しておくと、取った写真を自動的にGoogle+にアップロードしてくれるGoogle+自動バックアップという機能があります。このアップロードされた写真の位置情報や時間情報を元にお休みの日だったり、旅行中の写真を自動でアルバムのようにまとめてくれる便利機能がストーリーです。


Google+ ストーリーが実際どんなものかはTakahiro Yamamotoさんがこちらで公開されているので御覧ください。

Google+ 自動バックアップは実はMacやPC用のものも用意されていて、特定のフォルダに追加された写真を自動でGoogle+にバックアップしてくれます。この機能を使って先日過去15年分ほどの写真をアップロードしたのですが、ここで面白い事が起こりました。

古いデジカメで撮った位置情報のついていない写真を使って地名付きのストーリーが作られていたのです。

その頃私はスマホなど持っていませんでした。写真以外で位置情報をGoogleに渡していたことはなかなか思いつきません。はじめ、まさかGoogleは画像認識で場所まで特定できるのか?スゴイ!などと思っていましたが猫の写真で場所特定できるとかさすがにムリでしょう。
色々と考えを巡らせていると一つの可能性に行き当たりました。おそらくその場所でGmailにログインしていた、と。

写真についていた撮影日時の情報と過去のGmailのログイン時の時間情報、位置情報を突き合わせて写真と地名を紐付けているのではないかと思われます。

ただ写真のジオタグを見てまとめてるだけかと思いきや、まだGoogle+がなかった頃の情報まで使ってまとめ上げてくるとはGoogleさん半端ないです。どんだけ情報貯めこんでるだっていう。そのうえちゃんと使ってる。

いまIngressというGoogleの出している位置情報を使った陣取りゲームにハマっているのですが、ここでGoogleに投げまくってる位置情報も将来何かのサービスに統合されて新しい価値を提供してくれるのかなあなどと思うとワクワクします。

ただ最近デジカメで撮ったジオタグのない写真はストーリーになってないんですよね。スマホで取った位置情報付きの写真と合わせてまとめ上げてくれるといいのですが。








2014年9月23日火曜日

モルックサークルはじめました

モルックサークルはじめました。
友人がモルック一式手に入れたので、モルックサークルはじめました。名前はまだない。


とりあえず、日本大会に向けて週末などなど遊んでます。

2014年9月14日日曜日

ソフトバンクiPhoneで速度制限を喰らって

ソフトバンクiPhone5sでデータ通信の速度制限を喰らっての使用感のメモ。iPhone本体でのメール、LINE、Hangout、ブラウジング、Ingressの使用感、テザリングでもMBAでの使用感等。




電話の通話料金がすごいこといなっていたのでスマ放題プランが出た時に飛びつき、データ通信は2GB(キャンペーン?で+1G )のプランに変更しました。それから2ヶ月連続でデータ上限超えて制限喰らってます。
普通にしていると大体0.1GB/1日くらいのペースなのでぎりぎり足りないくらいのはずなのですが、テザリング端末で重いファイル落としたりして上限を超え、最後の1週間〜10日間くらい制限受ける、というのが続いています。

で、制限受けるとどうなのか、という話。普段自分が使ってるものに限ってですが。

iPhone本体の使用感

全く違和感なく使えるもの

・メール
・LINE
・Hangout

テキストベースの機能はほぼ問題なく使えます。プライベートの連絡はほぼこれなので全く問題なし。ただサイズの大きな画像添付されると厳しいです。

そこまで違和感なく使えるもの

・Ingress

Ingressは制限ないときに比べてフィールド上のポータルやインベントリの読み込みに時間がかかりますが、徒歩/自転車でエージェント活動するにはストレスなく読み込んでくれます。電車で移動時などは周囲のポータルをリアルタイムで読み込んでくれません。駅に止まると読み込んでくれる感じ。
ただ、ときどきハックやレゾ刺した時のレスポンスが遅いときがあります。また、インベントリのポータルキーの画像とステータスの読み込みはちょっと待ちます。
驚いたのはポータル申請は全く問題がなくおこなえること。位置調整の地図の読み込みが遅いですが写真のアップロードには問題ないようです。通信速度の制限はあくまで下り方向のみなのでしょうか。

あかんこれってやつら

・Google Map
・ブラウジング

Google Mapは読み込み遅すぎて使い物になりません。ブラウジングは、Googleで検索かけて結果一覧が出るまではそこそこの早さですがその先、個々のページを見ようとすると非常に長く待って表示されれば良い方という感じ。つかえねーです。

テザリング時の使用感

テザリング時もiPhone本体とほぼ一緒です。テキストベースのメール、チャット系、phpmyadminはOK。ブラウジングはアウト、他は試してもいないです。

総じての使用感

基本はメールとチャットと電話が動けば支障ないので制限喰らってもまあしょうがないねって感じで使っています。上限あげたり追加購入したりするほどではないかなと。
今iPhone何に一番使っているかといえばIngressのスキャナーとしてなので、それが全然使えないとなってればプラン変更してたかもしれませんが幸い使えるので当分このままでいくと思いいます。

浅草文化観光センター2F無料電源Wi-Fiスペース

浅草で無料で電源、Wi-Fiが使えるスペースといえば浅草文化観光センター2F北側のカウンターがイチオシ。年中無休毎日朝9時から夜8時まで開いています。メール登録で無料で使えるWi-Fiと12口のコンセントあり。ただし椅子はないのでスタンディングスタイルです。基本観光案内のためのスペースだけど、このカウンターは休日でも大抵すいています。



雷門の道を挟んで向かい側。浅草で電源とネット環境が要りようの際は是非お試しあれ。浅草文化観光センターの8Fには仲見世を見下ろせ、スカイツリーを望む展望台&カフェがありこちらもおすすめ。ただし8Fには電源もWi-Fiもありません。

2014年9月12日金曜日

東京土建一般労働組合のHPがなんでこんなことになってるのかと俺の中で話題に

今日大久保のあたりを歩いていたら東京土建一般労働組合の建物をたまたま見つけまして、そこに妙にアニメっぽいキャラクターのポスターはってあんなと思ってHP探したらこんなだった。

スマホ版
PC版

土建関係の人達にこういうの受けるのかな?秋になって絵が変わった模様。去年はこういう絵は入ってなかったぽい。若い人たちが加入してくれなくて困ってるとかでこういうところに行き着いたのかな。



品川支部もなかなか

何となくこの記事思い出した
なお建築知識は翌年には元に戻っていた模様

2014年9月11日木曜日

食糧ビルディングを知っていますか

1927年に建設され2002年に取り壊された食糧ビルディングを知っていますか?僕は知りませんでした。2002年、食糧ビルディングが取り壊される直前に行われたイベント、Emotinal Siteの展覧会カタログを見る機会が先日たまたまあり、そこではじめてこのイベントのこと、食糧ビルディングという建物がかつて江東に存在していたことを知ったのでした。

ARCHITECTURAL MAPより引用

食糧ビルディングはもともと米商人たちに建てられたものでした。隅田川等の水運が発達していたこの地域は倉庫街となっており、それにともなって米市場がある場所でした。もともと木造平屋建ての建物でしたが関東大震災で消失、それを機に鉄筋3階建ての建物に再建されました。1階は米問屋が入居し、中庭では仲介業者が客と取引をし、地階では日々の米の価格を載せた東京米報が印刷されていました。

しかし1941年に戦時の食料確保のため市場は廃止されます。コメの生産と流通を国が管理することを定めた食糧管理法が交付される前年のことでした。それから50年余り国が米の生産と流通を統制し、米経済は活気を失っていきました。

食糧ビルディングは米商人の拠点という役割を終え、戦後は江東食糧販売協同組合に受け継がれます。

やがて、小池一子と小柳敦子が食糧ビルディングと出会います。その時、この食糧ビルディングの3階の、かつて講堂として使われていた空間は放置され荒れ果てた状態だったといいます。その後杉本貴志率いるスーパーポテトの監修により修復されたこの空間は佐賀町エキジビット・スペースとしてアートのための場所という新たな役割を担うことになります。1983年のことでした。

それから20年ほどのあいだ、時に名前や運営が変わりながらも文化の拠点として活躍してきた食糧ビルディングでしたが2002年、老朽化による維持困難と経済的な理由から売却され、解体されました。

現在、かつて食糧ビルディングのあった場所には14階建てのマンションが聳え立っています。マンションの説明にはこのように書かれています。
江戸時代より粋な街として継承され続けてきた街並みの中に、都会的なセンスを漂わせ、シンプルでモダンなデザインが映える一棟。ここには、粋を貫く気質だけは連綿と受け継がれ、具現化する居住空間が存在します。
今そこにたつ建物を見て当時を偲ぶ人もいるのでしょうか。うつりゆく街の風景と共に歴史そのものもいずれ消えてしまうのでしょうか。



ちなみにEmotinal Siteというイベントに関する情報は当時のHP含めweb上からあらかた消え去ってしまっています(Web Archiveで一部テキスト情報は残っているものの画像は見られない)。しかし紙で刷られたカタログは何故だか僕のところにたどり着いたり、2014年9月11日現在未だに売られていたりします。

Web Archiveを眺めているとEmotinal Siteイベントを公式に告知していたドメインはその後札幌の歯医者さんに使われていたりして、今は使われていないなどなんというか時の移ろいを感じさせます。

2014年9月2日火曜日

リトルフォレスト夏・秋みました

五十嵐大介原作、森淳一監督、橋本愛主演のリトルフォレスト夏・秋編見てきました。東北の田舎で自給自足に近い生活を送っている主人公の日常とごはん。風景が綺麗。ごはんが美味しそう。橋本愛さん美しい。感想など雑感のメモ。


Yahoo!プレミアムで夏編のみのオンライン試写会をやっていて存在を知り、その試写会を観て気に入ったので劇場で観てきました。何が気に入ったかというと題材と主演。劇場で初めて見た秋編も素晴らしかったです。

ドラマはありません。ゼロではないけれどとても穏やか。少なくとも夏・秋編ではほとんど物語は動かないです。秋編のラストに転機となるようなイベントで引いていたので冬・春編はもう少し動くのでしょう。

では何をやっているかというと、ひたすらごはんを作って食べています。なんとなーく主人公の生立ちやら背景を振り返りつつ、おいしそうなごはんを作っては食べています。
畑で作物を育ててるところから、料理してごはんにして頬張るところまで。あるいは山に入って採集するところから、下拵えして料理してごはんを作って振る舞うまで。「生活=ごはん」みたいなそんな生活。ごはんをつくるまでに起こる出来事や、思い出す過去のエピソードでのんびりと語られる物語。
そして何よりでてくるごはんがどれも美味しそうです!畑で育てたトマトを冷やして頬張る、皮を向いて水煮にして自家製のホールトマトにする、冬にはそれでパスタソースを作って食べる、どれも美しく美味しそう。見ているあいだに10回位美味しそうってつぶやいてました。

こういう生活は憧れます。きっと映画ではほんとうに大変な部分は描かれていないとは思うけど、それでもいいなあと思います。やっぱりある程度手放しで現金入ってくる状態作って引越したい。それ、目標にしよう。

主演の橋本愛さんは「桐島、ぶかつやめるってよ」ではじめてみてマジ美しいなと思った人。10代でgroup inouとか向井秀徳とか聴くという謎の人でもある。桐島で感じた切れそうなくらいな美しさは感じなかったけど、あいも変わらず美しいし、素敵な女優さんです。久しぶりに観られてよかったです。