2010年3月28日日曜日

ニュージーランド滞在中の保険について

健康は大事、ということで保険について調べていたことメモ。
内容はおもに5つ

・NZの医療事情
・日本の国民健康保険の海外での医療費給付
・クレジットカード付帯保険
・日本の保険会社の海外保険
・NZの民間保険

■NZの医療事情
概要をつかむにはここ
ポイントはGPの存在、事故・事件による怪我には政府保証がある、病気による医療費は高額ということ。
医療費の参考額についてはジェイアイ傷害火災保険株式会社(http://www.jihoken.co.jp/data/world/da_auckland.html)が詳しく下表のとおり。


No項目内容
1救急車の料金①公営:51,400円(事故の場合は無料)
②民営:51,400円
①無料
②通常利用しない
2初診料5,800円2,700円
3病院部屋代
(1日当たり)
①相部屋:96,600円
②個室:96,600円
③ICU:557,600円
①17,000円
②20,000~50,000円
③87,600円
4盲腸手術の治療費①総費用:570,500円
②平均入院日数:3日
①400,000円
②4~7日間
5骨折時の治療費
(橈骨末端閉鎖性骨折)
29,360円
*国内での事故の場合は、医療費の一部が補償される制度あり
15,000円
6ファミリードクター制度あり
*緊急時を除き、(歯科等一部を除き)全科診察可能な医師の診察を受け、その後必要に応じ専門医へ紹介
なし
*初診から専門医の受診が可能(ただし、総合病院等で紹介状が必要な場合あり)
7乳児死亡率(1,000人当たり)4.9人2.8人
8平均寿命80歳82歳
ICUなんか入ったら払えないです。治療費。。何も準備せずに行くのは不安です。


■日本の国民健康保険の海外での医療費給付
実は日本の国民健康保険は海外で受けた医療費についても7割を給付してくれます。ただし日本で認可されていない治療については全額自己負担となります。給付金についても日本で治療を受けた場合にかかる料金で計算されるので上の表のように日本よりも医療費が高い場合にはその7割が給付されるわけではありません。また、いちど自分で支払って、後日給付してもらう形になるのでその場で支払い能力がないと面倒なことになりそうです。

■クレジットカード付帯保険
クレジットカード付帯保険についてはhttp://www.win.serio.jp/0cost/index.htmが詳しいです。
年会費無料のカードで結構な付帯保険がついているものが紹介されています。
通常クレジットカードの付帯保険では3カ月までの補償しかありませんが、http://blog.tabig.com/card/insurance.htmlで紹介されているように、自動付帯と利用付帯を組み合わせると理論的には1年までだって伸ばすことはできます。これはお得。
ただし付帯保険の治療費保障はせいぜい200万円といいたところ。上のジェイアイ傷害火災保険会社のリンク先にあるような500万円に届くような怪我をしてしまった場合を考えてバラ掛け、さらに保険期間を1年持たせようとするととんでもない枚数のクレジットカードが必要になってしまいます。ちょっと現実的じゃない。

■日本の保険会社の海外保険
日本興亜損保(http://www.aienu.com/midlng/index_koa.htm)の場合、1年間ですと前述のクレジットカード付帯保険のリンク先でお勧めされている年会費無料カードの保険条件をつけようと思うと9万円位になります。救援・治療を200万円付けただけで保険料が7万円を超えます。フリープランで対象を絞っても保険料がなかなか下がらないのが難しいところ。

■NZの民間保険
NZの現地でもっとも利用されている保険会社Southern Crossでは下表の旅行者向けパッケージ(https://www.scti-online.co.nz/visitnz/public.aspx)を提供しています。


Section 1
Medical & Evacuation Expenses
Unlimited

Section 2
Evacuation & Repatriation
Unlimited
Section 3
Cancellation & Changes
to Planned Journey

$50,000
Section 4
Personal Accident
(maximum per policy)

$20,000
Section 5
Personal Liability
$500,000
Section 6
Rental Car Excess
$2,000
Section 7
Money & Travel Documents
$1,000
Section 8
Baggage & Personal Items
Visiting New Zealand Essentials
provides no cover under Section 8
$25,000


救援・治療、本国輸送が無制限、航空機遅延、賠償責任も十分についています。これで保険料が$NZ734、1NZドル65円として47,710円ですか。日本の保険会社に比べて随分安いです。Section8の携行品保険をはずすと、$NZ513となって日本円で33,345円。安いですねえ。


金額と保険内容のバランスで決めていくものとは思いますが日本の保険会社とNZの保険会社だと明らかにNZのほうが安いです。円高の恩恵ですかね。私は初めの3カ月クレジットカード付帯保険、それ以降NZの保険に入るのがコストパフォーマンスと手間を考えると最良かなと思います。


3/28ほかの保険会社も見つけたので追記。携行品を入れた場合にはことらのほうが少し安いです。
http://www.uni-care.org/inbound.html

2010年3月27日土曜日

免許の事前更新

6月からワーキングホリデーに行くのでいろいろ調べ物をしていたのことについてのメモその1。

免許の有効期限が来年の2月までなので、1年間NZにいっていると失効してしまいます。
一度失効してしまうとまた取るのは大変なのでどうしたものかと思っていたのですが、
更新期間前の更新手続きというのがあるようで一安心といったところ。

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kousin/kousin06.htm

海外旅行の場合は

"パスポート等、更新期間中に海外に出国するため手続きができないことを証明するもの"


必要ということなのですが、パスポートで海外に出国することなんか証明できるのかちょっと疑問が。
試験場に問い合わせてみようと電話をかけてみましたが土曜日だからか誰も出ません。
別のサイトで航空機のチケットが必要という記述もあったのでもしそうなら早めにチケットを取らないといけませんね。
また日を改めて問い合わせてみなければ。
それにしても早めに更新した所で次の有効期限が短くなるだけなので証明書類などなくても更新できるようにしたっていいと思うのですが何か問題があるのでしょうか。




NZでは1年間まで国際運転免許で運転できるので国際運転免許も一緒に取っておこうと思います。

2010年3月14日日曜日

「WallStreetの英語」セミナー

シグマベイスキャピタルにて開催された「WallStreetの英語」セミナーに縁あって参加してきました。

AforL代表取締役の米田さんから、【金融英語の達人に学ぶ「あなたに英語学習を挫折させないための、最強の勉強法」】との題で、語学モチベーションの喚起と実際の勉強方法についてのお話をいただきました。
シグマベイスキャピタルのプログラム「WallStreetの英語」の受講者と英語能力向上に興味のある社会人向けのセミナーということで参加者のほとんどは社会人、多かれ少なかれ英語に触れる機会のあるかたが多かったように思います。また、就職前の学生の方もいました。

前半のモチベーション喚起の部分ではこれからの社会状況を背景に汎用スキルとしての英語の価値の高まりについて分かりやすいお話しが。一部簡単にまとめると

・人口の減少と経済の成熟化に伴う国内市場の縮小
これからの100年間で6300万人減少

・グローバル経済が加速化
英語ができないことでキャリアの選択肢が限定される
海外の事業パートナーやプロフェッショナルと信頼関係の重要性
マネジメント職に求められる一層の多様性への対応能力

といったところです。
今後10年後を想像して上司や部下に外国人がいないような会社は危ないよといった話をされていました。

人口の減少については、国立社会保障・人口問題研究所(2006)が2105年の総人口を3400万人から6300万人と推定しています。人口がそこまで減少するまでに日本は今までどこも経験したことのない超長寿社会を経ることになりますが、その社会を経済的に支えるためには海外の労働者に来てもらうか海外にモノやサービスを売りに行かなければならないと思います。コミュニケーションツールとしての英語の重要性がますます高まることを改めて実感しました。

これに対して日本の英語教育の現状がどうあって、今後どうあるべきか、僕らにできることは何か深く考えていかなければならないと思っています。

話がそれました。2部の実際の勉強方法については一般的な話だったのでここでは割愛します。王道すぎて相当意識が高くないと始める前に挫折しちゃうのではないかと少し思いましたが。参考書の紹介については大変参考になりました。