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2015年3月7日土曜日

ワールド・ウォー・Zみました


ワールド・ウォー・Z観ました。改めて予告編みるとゾンビのゾの字も出てこないんですねこれ。予告詐欺でしょ。


ストーリーは酷いですけど、ゾンビ映像はすごく素敵でした。少なくとも前半は。感染してゾンビになる描写もよいし、アパートの暗がりの中で突然に出くわす感じも初期バイオみたいなオーソドックスな恐怖感を綺麗な映像で見られて素敵。あとNYやイスラエルでの運動能力高いゾンビが大量に襲ってくる描写は圧巻です。よくこんなに予算使ってとってくれたもんだ。

最後の方は追加撮影したらしいですけど何とかおちつけるためにとってつけた感じ。


主人公が行く先々でとにかくゾンビに蹂躙されてく救いのない感じも素敵。重要そうに登場したと思った人たちが次々サクサクとやられていく無力感もすごい。

正直、原因も解決方法も主人公の家族との再会も、俺たちの戦いはこれからだ的なエンディングもどーでもいいんで(どーでもいいと思えるほど酷いストーリーなので)ひたすらゾンビに蹂躙されるけど最後まで生き残っちゃって主人公絶望って感じで振り切っちゃえばよかったのにと思います。


ストーリー酷い酷いといっていますけど、緊張感があるしつまらないわけではないので、観てる最中は楽しめると思います。ゾンビとかパニックとか好きだったらおすすめです。





2012年6月12日火曜日

ロマンス×アクション×不憫×シモネタ|高慢と偏見とゾンビ

ジェイン・オースティンの言わずと知れた名作『高慢と偏見』にセス・グレアム=スミスがゾンビの要素を加えた怪作。何故だかソンビで溢れかえり、何故か東洋の武術とマスケット銃でゾンビどもを退治することが美徳とされた英国を舞台にほぼ原作通りの恋模様が展開されます。そしてなぜかシモネタが織り込まれていたり。なにこれ。

ゾンビ要素を足したからなのかは微妙なところだけれど、シャルトットやコリンズ、ウィカムといった脇役たちが不憫すぎて吹きます。そして主人公達も若干歪みがひどい。

メインの筋は原作そのままなので、後半の盛り上がり部分はほぼ原作の印象そのままです。それもあって、前半の一番の改変部分が目立ち、この作品の印象を決めている感じがします。どこかというとシャルロットの境遇についての部分。あんまり中身のことは書きませんが、どこまでもシャルロットが不憫。

映画化の方は今時点ではあまり進んでいないようですね。2011年9月くらいから情報が出ていません。監督も何度か変更になったようですし。迷走を重ねてとんでもないB級駄作になるのもそれはそれで楽しそう、などと無責任に思っています。

『高慢と偏見』は森薫さんビジュアルが頭の中に浮かんできましたが、本作を読んでいる最中はユマ×タランティーノの映像が流れていました。Kill Billの効果音付きで。ホラー見は余り無いですけどアクションシーン多いです。最後のダーシーの叔母との対決場面の映像は楽しみでしょうがありません。