2016年5月24日火曜日

フライト・オブ・ザ・コンコルズ

成田からヒューストンへの飛行機が片道13時間とかかるので道中座席のディスプレイで映画やらいろいろ見ていたのですが、「Flight of the Conchords」っていうアメリカのTVシリーズがすごい面白かったです。コメディなんですが、何かあるたびに歌い出してPVみたいな感じになるんです。ソレもとってつけた風ではなく自然に、スムーズにドラマパートとPVパート相互に移行するのが新鮮。結構前の放送みたいですけれど。



ちょっと調べてみると、もともとバンド活動のほうが先でバンドをやってる2人をそのまま主人公に据えてTVシリーズにしてしまったようです。道理で音楽パートがあるわけだ。

TVシリーズは2シーズンやったようです。ひこうきではシーズン1しかなかったのでどうにかシーズン2もみてみたい。今後映画化の話もあるようです。日本にはあまり入ってきてないけど、映画はやってくれるかなあ。


2016年5月22日日曜日

ヒューストン美術館とヒューストン自然科学博物

ヒューストン2日め、ヒューストン美術館とヒューストン自然科学博物へ行きました。まる3日ヒューストンに滞在することになったので、少しは観光でもしようかなと思って調べていたら木曜日はヒューストン美術館の常設展が無料、ヒューストン自然科学博物も木曜の午後2:00−5:00無料ということだったので天気予報も雨だったし丁度よいやと行ってみました。



泊まっているダウンタウンのホテルからヒューストン美術館とヒューストン自然科学博物のあるミュージアム地区までは5km弱、ライト・レールという路面電車が便利です。片道$1.25。結構な頻度で走っています。


車両内はひろびろで自転車ごと載ってる人がいました。こういうのいいな。そういえば街を走っているバスの前面にも自転車用っぽいキャリアがついてます。こっちは使ってるところ見なかったですけれど。

ヒューストン美術館


ヒューストン美術館は3階建ての建物2棟で構成されていて道路を挟んで立っていますが地下でつながっています。


つながっている部分もこんな感じでアート作品になってます。

西洋の絵画のエリアは時代ごとに、そのほかのものはエリアごとに展示されてました。日本コーナーもあって仏像や屏風なんかが展示されていました。

以下、印象に残った展示を幾つかピックアップ。


ヘレニズムの彫刻。美しい。。



プレ・コロンビア時代でまとめて中南米の先住民文化の展示が結構なボリュームでありました。このあたりの造形すごい好みです。



西洋の絵画ではモディリアーニはじめてみました。教科書とかで見た時はそうでもなかったけど、実物見ると結構好みだった。他に好きなところだとマティスや印象派の個品がいくつか。モネもあったな。絵画はルネサンス期のが結構ボリュームありました。あんまり好みじゃないので適当にスルー。



夜には誰でも参加できるパーティーがあるそうでその準備もしていました。美術館でパーティー、いいですねぇ。

ヒューストン自然科学博物館

常設展示・企画展の他にプラネタリウム、バタフライセンター、シアターがありました。無料だったのは常設展示とプラネタリウム。バタフライセンターは温室で蝶を飼っているところで$9払ってみましたが、よっぽど好きじゃないなら行かなくてもいいかもしれません。博物館の常設展示全部見ようと思ったら、蝶館行かなくたって時間足りないと思うので。でもかわいいかえるとイグアナもいましたよ。

プラネタリウムは30分弱くらい。ダークマターがテーマのプログラムでした。前の日あんまり寝ていなかったこともあってちょっと眠ってしまった。

常設展示はボリュームが凄くてまわりきれなさそうだったので興味の強いところだけ重点的に。


恐竜を中心にした昔の生き物の化石と全身骨格の展示が素晴らしいです。恐竜好きならここだけで楽しめると思う。特に全身骨格の展示は生きていた時のポーズで多数展示されていて圧巻です。



鉱石の展示もボリュームがあって良かったです。はじめてフォスフォフィライトさんに会えました。



エジプト関係の展示も見応えがありました。ミイラもいましたよ。


美術館も自然科学博物館も、無料の日とあってかスクールバスで子どもたちがたくさん来ていました。小学校低学年くらいの子らもいて小さい頃からこういうものに触れる機会があるのはいいなあと思いました。

ヒューストン宇宙センターへ行く

ヒューストン3日め、ヒューストンといえばNASAだよね、と思って宇宙センターへ行ってきました。



ヒューストン宇宙センターは滞在しているダウンタウンから南東に40kmくらいのところにあります。ダウンタウンからだとMetoroバスが1時間に1本くらいのペースででています。片道$2。所要時間も1時間くらい。

ヒューストンの公共交通機関Metroはライトレールという路面電車とバスがメインなのですが、Google Mapsの経路検索に完全対応していて使いやすいです。Metroの公式HPに経路検索ページがあるのですが出発地と目的地を入力して検索ボタンを押すとナチュラルにGoogle Mapsに飛ばされます。

バスはなぜだかこれでもかってくらいに冷房してたので暑い日でも羽織るもの持って行ったほうがいいです。

宇宙センターには朝10時くらいにつきました。スクールバスがたくさん乗り付けていて子どもたちがいっぱいでした。

目的は宇宙センターのすぐ隣りにあるNASAジョンソン宇宙センターの施設をめぐるトラムツアーです。平日の午前中なので直接行ってもそんなに混んでいませんでしたがwebや宇宙センターのデスクで時間指定の予約もできるみたいです。

トラムツアーは2種類あって、一方はミッションコントロールセンターを、もう一方は宇宙飛行士のトレーニングルームを見られます。また、共通してサターンVロケットの展示が見られます。

やっぱりヒューストンといえばアポロ計画でしょ、アポロ13でしょ、"Houston, we've had a problem here."でしょ、と思ってミッションコントロールセンターの方を選択。


奥にある星条旗は2度月に行ったらしい

アポロ計画で使われていたミッションコントロールセンターは歴史的資料として1969年当時そのまま保存されています。ガラス一枚隔てた場所に案内され、いろいろ解説してくれるのですが、その間にガラスの向こう側に入ってきて記念写真をとってるひとたちがいました。NASA関係者なんでしょうか。VIP待遇羨ましい。

いろいろ話してくれたのですが印象に残ったのはこれ。

"あそこにあるのはディスプレイだけでコンピューターはここと同じくらいの広さの別のフロアにあるんだ。そんなに大きいのにきみのそのiPhoneの何千分の一の能力しかない貧弱なコンピューターで人を月まで送ったんだよ"


現在のヒューストンのミッションコントロールセンターは同じ建物の別のフロアにあるらしく、国際宇宙ステーションのモニター・管制をしているそう。さすがアメリカの有人宇宙探索の本拠地といったところ。





ミッションコントロールセンターのあとは通りがかりに各建物の解説をしてもらいながらサターンVロケットの展示施設へ。計画中止で打ち上げられなかったサターンVが展示されています。

サターンVはとにかくでかかったです。これほとんど燃料と推進装置で使い捨てだったんですよね、、月に行くって大変だ。




2016年5月19日木曜日

[BJX]グアナファト国際空港のこととか

グアナファト国際空港とか、レオン国際空港とか、デル・バジオ国際空港とか、呼び方がたくさんあって混乱しましたが全部同じ空港のことでした。正式名称はグアナファト国際空港のよう。国際空港っていっても地方空港です。仙台空港より小規模。



保安検査前にはカフェ・バーと売店がいくつか、保安検査を抜けると小さな売店があるくらい。ありがたいことに無料のWi-Fiが飛んでます。

早く着きすぎて何もなくてどうしようかと思ったけれどWi-Fiのおかげで色々できました。南三陸でコンテナハウスに泊まった時に「若い人は寝る場所とWi-Fiと電源があればいいんでしょ?」と言われたのを思い出します。ちなみにグアナファト国際空港、少なくともターミナルまで来ると電源はありません。

メキシコやアメリカは出国審査なくて割りとすんなりゲートまで行けるのですけど、つい失念して早めに空港に行っちゃうんですよね。

写真では白トビしていますがターミナルからの眺めが良いです。なんにもないけれどぼーっと眺めて待ってるのも良いかな。

2016年5月18日水曜日

レオンって街にやってきた

メキシコのレオンに来ています。といっても空港近くに一泊してすぐ出ちゃうのですが。

レオンという街、来ることになってはじめて知りました。リュック・ベンソンの映画思い出してしまう。
グアナファト州にある街なのですが、この州に日系の自動車会社の工場がたくさん出来ていて、レオンがその空の玄関となっているようです。ヒューストンからUA5609で飛びましたが日本人のビジネスマンのような方も同じ飛行機にいらっしゃいました。



そういえばUA5609は機体がボンバルディア・エアロスペースのCRJ700でした。はじめて乗りましたが割と好印象。座席は薄めでやや硬いですが足元は気持ち広め。ディスプレイはついていませんがWi-Fiを通してコンテンツの配信はあります。70名クラスの小さな機体で、離着陸時や旋回時に機体が傾くのがかなり感じられて乗っていて楽しかったです。

レオンの空港、デル・バジオ空港についた時に辛かったのは到着スペースにカートがなかったこと。荷物が多かったので引きずってました。小型機の到着スペースがそうなだけで他は違うのかもしれません。タラップでおりて歩いていくところで、通路で空港につながる大型機とは場所が違うみたい。

税関の対応はメキシコシティより随分柔らかかったです。メキシコシティでは厳格に禁止された電話もかけさせてくれたし。まあ、どちらも一度ずつしか訪れていないのでたまたまかもしれません。ただInvoiceの価格より何十倍もの価格にして税金を取るのは一緒。この辺は僕は荷物運んでるだけなのでどっちが悪いのかよくわからないけど。

夜遅めについてお店もあいておらず、ホテルでひもじい思いしております。久しぶりにお腹へって目が覚めるとか言う悲しいことになりそう。その前に眠れるかな?空腹+時差で睡眠に適した状態とはいえないなあ。