2012年12月10日月曜日

MacBook Pro 13" Mid 2010に1TBHDDと250GBSSDを載せる!(4)起動ディスクのSSD化


これはMacBook Pro 13"の光学ドライブを1TBHDDに、元々の256GBHDDを250GBSSDに換装しようという試みです。今回は元々の起動ディスク、256GBHDDを250GBSSDに換装します。

おおまかな流れ
①光学ドライブをHDDに換装
②写真や音楽などのデータざっくりオリジナルのHDDから追加のHDDへ移動
③インストールディスクから起動し、ディスクユーティリティを使ってSSDにオリジナルのHDDをコピー←この記事はここと
④オリジナルのHDDをSSDに換装←ここ

前の記事
http://blog.worldwidewaddle.net/2012/12/macbook-pro-13-mid-20101tbhdd250gbssd3.html

もともと搭載されている起動ディスクの256GBHDDを交換するにはT6トルクスドライバーが必要ということですが持っていませんでした。どうやらダイソーで売っているらしいという噂を聞いて3軒くらいまわりましたが発見できません。そのあいだに写真や音楽ファイルの1TBHDDへの移動は完了してしまいました。
しようがないので、ハンズへ行ってトルクスドライバーを買い求めてきました。
購入したのはこちら

ピーツール(P.Tool) マイクロ精密特殊ビットセット 差替式ペンタイプ 12in1

T6のみのものでも良かったのですが、せっかくなのでいろいろ入っている物を購入しました。こういったものは大抵、交換用のビットと一緒に箱に入っていて所有するのに躊躇するものですが、こちらはビットが軸に収納できるところがお気に入り。


交換先のSSDはこれ。

Samsung SSD840 ベーシックキット250GB MZ-7T250B/IT

SATA⇔USB変換ケーブルは持っていたのでベーシックキットを購入。

クリーンインストールしても良いのですが、ずぼらな私はアプリのインストールや設定が面倒なので旧環境をそのままコピーします。

手順は次の通り。因みにうちのMacBook ProのOSは未だにSnow Leopardです。
①SSDを変換ケーブルを通してUSBでMacBook Proに接続、フォーマットする。
②OSXのインストールディスクを挿入、「Install Mac OS X.app」をダブルクリックするとダイアログが表示されるので再起動を選択。
③インストールディスクから再起動されるので、言語を選択し、メニューバーのユーティリティからディスクユーティリティを選択→復元タブを選択し、ソースに元のHDDの「Macintosh HDD」を、復元先にSSDを選択し「復元」ボタンを押すとコピーが始まります。あとは完了までのんびり待つ。待ち時間は1時間半と表示されていましたが、放置して出かけてしまったので実際のところはわかりません。
④起動ディスクにUSB接続したSSDを選択して再起動。無事起動できましたすでに速い!
⑤HDDをSSDに換装。

まず裏蓋を開け(写真は光学ドライブをHDDに換装する前のもの)、

矢印の2つのネジを外すとHDDが取り出せます。

写真では解り難いですがHDDには側面に左右2つずつ、固定に必要なネジがついています。これをT6トルクスドライバーではずし、SSDに付け替えます。因みにHDDはSeagateの250GBでした。

換装が済んだ状態。光学ドライブのあった位置に1TBHDD、元の起動ディスクの位置にSSDが装備されました。あとは裏蓋を閉じて完了です。

⑥Trimを有効にする
起動後、Trim EnablerをインストールしてTrimを有効にして再起動。

TRIM SupportがYesになっています。Negotiated Link Speedもしっかり3Gigabitでした。

ベンチマークを示すまでもなく、OSの起動もアプリの立ちあげもものすごく速くなったのですが、一応、もとのHDDのと追加した1TBHDD、SSDのXbenchの結果をグラフにしておきます。


Rondom ReadのスピードはやはりSSDすごいです。満足満足。SATA3になっている最新のマシンはもっと速いのでしょうか。
しかし速さと引換なのか起動時にCPUの温度が70℃くらいに上がるようになりました。暫くすると下がるので問題無いとは思いますが。

あとの悩みどころはOSXのアップデートをするかどうか。Snow Leopardに特に不満もないし、迷いどころ。

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