2017年4月2日日曜日

BLAME!2017劇場版がNetflixで同日配信される件

BLAME!の劇場版の公開日が5月20日に決まり、PV第二弾も公開されました。過去に2度ほど劇場映画化の話が頓挫したこともあり、ようやくようやく本当に映画館で見られるかと思うと公開日が楽しみでなりません。だがなぜ2週間限定なんだ…



で、調べていたらどうやら劇場公開日5月20日からNetflixで全世界配信されるらしい。

弐瓶勉原作の大人気SF漫画が初のアニメ映画化
世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNetflix(本社:米国カリフォルニア州ロス・ガトス)の日本法人であるNetflix株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長グレッグ・ピーターズ)は本日、劇場アニメ「BLAME! (ブラム)」を世界に向けてNetflixで独占配信することをポリゴン・ピクチュアズと共同で発表しました。なお本作品は日本のNetflixでも配信されます。

(中略)

1997年から2003年まで講談社「アフタヌーン」で連載されたSF漫画の金字塔「BLAME!」が、連載開始から20年の時を経て待望の劇場アニメ化。そしてNetflixで全世界に向け配信されることになりました。

Netflixがアニメーション映画「BLAME! (ブラム)」を全世界で配信

劇場アニメの公式サイトでは一言も触れられていないんですけどね、、
「BLAME!(ブラム)」公式サイト


Netflixのページを見に行くと、
BLAME!: A Netflix Original
In this original anime film, a mysterious loner with a powerful weapon wanders through a dystopian labyrinth. His mission? Save humanity.

BLAME! | Netflix
とあって、Netflixのオリジナルアニメだというような記述になっています。上で引用したNetflix日本法人のプレスリリースではオリジナルと言う言い方はしていなくて、あくまで劇場アニメを独占配信と言うような言い方ですが、実際はNetflixの配信がメインで制作費もそっちからでているのかも。

YoutubeではNetflixからも英語字幕付きで公式PVがアップされています。Netflix JapanのチャンネルにもPVアップされますね。



仮にNetflixが制作費だしているんだとしたら、こんなニッチな作品でも世界配信前提なら商業ベースで制作してもらえるようになったんだなと感慨深いです。なにしろ過去2回ポシャってるわけですし。

Youtubeがでて、NetflixやHuruや、Amazon Prime Videoなんかができて、映像コンテンツを低コストで配信できるインフラが整ったからこそ、世界のネット人口を母数に採算とれるようになったのかもしれません。ただの仮説ですが。

いずれにしろ、公開が楽しみです。PVを見た限りではビジュアルが原作よりもだいぶシドニアの騎士に寄っていて、ストーリーも編集してあるようですね。それはそれで楽しみ。


全然動かなかったけれど、BLAME! Ver.0.11のほうが原作漫画の雰囲気には近かったかもですね。

公開前に原作復習しないと。



(´-`).。oO(いつのまにか新装版とかでてる。

2016年7月2日土曜日

チェコ・プラハのプリペイドSIM|2016年6月

チェコ、プラハでVodafoneのプリペイドSIMを購入した際のメモ。購入場所や値段、容量など。あまり需要ないような気もしますがご参考まで。


さて、飛行機でプラハに来ると空港にVodafoneのブースがあります。僕が到着した時は朝の9時位で結構人が並んでいたのでスルー。

ちなみに公共バスとメトロのチケットを売っているブースにも列ができていましたがバスの運転手さんから直接買えます。ただしブースで買うと32CZKのところ運転手さんから買うと40CZKと割高です。それに現金しか使えない。でも紙幣も使えます。バスのりばに自動券売機があるんですがコインしか使えないんですよね。

SIMの購入も空港で列に並ばなくとも、街に出ればスーパーマーケットやその辺のコンビニみたいなちいさなお店でもSIM売っています。Vodafoneの他にも幾つかブランド見かけました。

今回はホテルの近くのショッピングモールにVodafoneのブースがあったのでそこで購入しました。プリペイドで4GインターネットとVodafoneへの無料SMSが付いているものを案内されたのでそれを購入。
150MBが99CZK、500MBが199CZK、1.5GBが299CZKでした。だいたい1CZK=5円とすると、それぞれ500円、1,000円、1,500円くらいです。
購入するとその場でアクティベートしてセッティングしてくれます。この辺りの対応はやっぱりVodafoneブースの方が安心感あるかなと思います。
スタッフの方は英語を話してくれてコミュニケーションはスムーズでした。

4Gといいつつ表示はHかH+がほとんど。地下や郊外に行くとすぐにEになってしまいます。まあ、常に連絡が付く状態にしておきたかったのと迷った時のGoogle Mapが主な用途だったので特に問題ありませんでした。
それにプラハはほとんどのカフェやレストランでWi-Fiが利用できるのでスピードが必要な場合はカフェによれば解決します。特に認証が必要なくてお店のそばでもつながってしまう場合も。。たまにメールやLINEチェックするくらいの用途ならわざわざSIM買わなくてもホテルやカフェのWi-Fiで事足りるんじゃないかと思います。


2016年6月15日水曜日

東京ジャーミイでイフタールをごちそうになった話

先週、近所の珈琲屋さんに行った時に、久しぶりにサウジアラビアから来ている留学生の男の子に会いました。以前は近くの日本語学校に通っていたらしく、よくその珈琲屋さんで顔を合わせていたのですが4月から神奈川の大学に通うということで引っ越してしまってこの界隈にはあまり出没しなくなっていたのでした。

珈琲屋さんのカウンターに座るなり、店主に「いまラマダーン中だから飲まなくていい?」と訊ねます。

「ラマダーン中は水も飲んじゃだめなの?」

「だめ」

「そっか。じゃあゆっくりしていきなよ。」

じゃあ何しに珈琲屋にきたのだ、と思いましたが近くで知人との待ち合わせるのに時間潰すついでに挨拶にきたようです。何も注文しないのですが店主も来てくれたのが嬉しいという様子でニコニコしながら言葉をかわしていました。


ラマダーンというのはイスラム教のひとびとが使っている暦において9月に当たる月で、イスラム教の人たちは断食をすることになっている月です。断食と言っても日の出から日没までの間で、日が沈んだのちは特に制限なく食事をするそうです。イスラム教の人達が使うヒジュラ暦は太陰暦で季節を反映していないのでラマダーンは冬だったり夏だったりします。


このときラマダーンと聞いて、1年と少し前に東京ジャーミイという代々木上原にあるトルコ大使館管理下のモスクの見学に行ったことを思い出しました。日本人のムスリムの方がいろいろ解説しながら案内してくれたのですが、お話の終わりにラマダーンの時期には断食明けの食事をムスリムでない人にも振舞っているので是非食べに来てくださいと言っていたのです。このラマダーンの断食明けに食べる食事のことをイフタールというそうです。

早速、前回一緒に東京ジャーミイを見学に行った友人に連絡して一緒に行ってみることにしました。


代々木上原の駅から南にでて井の頭通りを渡り、通りに沿って坂を登って行くとモスクの塔、ミナレットが見えてきます。19時ころに到着するとまだ皆さん礼拝中なのか、ホールは人がまばらでした。ベビーカーを押す女性や、僕らと同じように見学に来たように見える日本人の方などがホールの売店を覗いていました。

19時を少し回るとスカーフを巻いた日本語を話す女性の方が案内をはじめました。金属製のプレートにパスタのようなものと、2種類のスープ、お肉の入った煮物のような物を盛りつけてくれます。

食堂で友人とお話しながら食べていると、礼拝が終わったのかどやどやといろんな人種のひとたちがやってきました。一緒のテーブルに座ったトルコ人の男性が日本語を話す人だったので、少しおしゃべりしました。

彼がはじめてラマダーンまるまるきっちり断食できたのは8歳の時で、以来17年間毎年やっているそうです。辛くないのかと聞くと、大丈夫だよ、となんでもないことのように言っていました。その日も神奈川の会社でフルタイムの仕事をしてからやってきたんだそう。みんなでこうやって集まってごはんを食べるのは楽しいと言っていました。

17年もやっていれば、僕には大変そうに思えることも当たり前の事になるんだろうな。

次から次へと食堂に人がやって来るので、食べ終わった僕らは早々に退散しました。






東京ジャーミイ・トルコ文化センター




2016年5月24日火曜日

フライト・オブ・ザ・コンコルズ

成田からヒューストンへの飛行機が片道13時間とかかるので道中座席のディスプレイで映画やらいろいろ見ていたのですが、「Flight of the Conchords」っていうアメリカのTVシリーズがすごい面白かったです。コメディなんですが、何かあるたびに歌い出してPVみたいな感じになるんです。ソレもとってつけた風ではなく自然に、スムーズにドラマパートとPVパート相互に移行するのが新鮮。結構前の放送みたいですけれど。



ちょっと調べてみると、もともとバンド活動のほうが先でバンドをやってる2人をそのまま主人公に据えてTVシリーズにしてしまったようです。道理で音楽パートがあるわけだ。

TVシリーズは2シーズンやったようです。ひこうきではシーズン1しかなかったのでどうにかシーズン2もみてみたい。今後映画化の話もあるようです。日本にはあまり入ってきてないけど、映画はやってくれるかなあ。


2016年5月22日日曜日

ヒューストン美術館とヒューストン自然科学博物

ヒューストン2日め、ヒューストン美術館とヒューストン自然科学博物へ行きました。まる3日ヒューストンに滞在することになったので、少しは観光でもしようかなと思って調べていたら木曜日はヒューストン美術館の常設展が無料、ヒューストン自然科学博物も木曜の午後2:00−5:00無料ということだったので天気予報も雨だったし丁度よいやと行ってみました。



泊まっているダウンタウンのホテルからヒューストン美術館とヒューストン自然科学博物のあるミュージアム地区までは5km弱、ライト・レールという路面電車が便利です。片道$1.25。結構な頻度で走っています。


車両内はひろびろで自転車ごと載ってる人がいました。こういうのいいな。そういえば街を走っているバスの前面にも自転車用っぽいキャリアがついてます。こっちは使ってるところ見なかったですけれど。

ヒューストン美術館


ヒューストン美術館は3階建ての建物2棟で構成されていて道路を挟んで立っていますが地下でつながっています。


つながっている部分もこんな感じでアート作品になってます。

西洋の絵画のエリアは時代ごとに、そのほかのものはエリアごとに展示されてました。日本コーナーもあって仏像や屏風なんかが展示されていました。

以下、印象に残った展示を幾つかピックアップ。


ヘレニズムの彫刻。美しい。。



プレ・コロンビア時代でまとめて中南米の先住民文化の展示が結構なボリュームでありました。このあたりの造形すごい好みです。



西洋の絵画ではモディリアーニはじめてみました。教科書とかで見た時はそうでもなかったけど、実物見ると結構好みだった。他に好きなところだとマティスや印象派の個品がいくつか。モネもあったな。絵画はルネサンス期のが結構ボリュームありました。あんまり好みじゃないので適当にスルー。



夜には誰でも参加できるパーティーがあるそうでその準備もしていました。美術館でパーティー、いいですねぇ。

ヒューストン自然科学博物館

常設展示・企画展の他にプラネタリウム、バタフライセンター、シアターがありました。無料だったのは常設展示とプラネタリウム。バタフライセンターは温室で蝶を飼っているところで$9払ってみましたが、よっぽど好きじゃないなら行かなくてもいいかもしれません。博物館の常設展示全部見ようと思ったら、蝶館行かなくたって時間足りないと思うので。でもかわいいかえるとイグアナもいましたよ。

プラネタリウムは30分弱くらい。ダークマターがテーマのプログラムでした。前の日あんまり寝ていなかったこともあってちょっと眠ってしまった。

常設展示はボリュームが凄くてまわりきれなさそうだったので興味の強いところだけ重点的に。


恐竜を中心にした昔の生き物の化石と全身骨格の展示が素晴らしいです。恐竜好きならここだけで楽しめると思う。特に全身骨格の展示は生きていた時のポーズで多数展示されていて圧巻です。



鉱石の展示もボリュームがあって良かったです。はじめてフォスフォフィライトさんに会えました。



エジプト関係の展示も見応えがありました。ミイラもいましたよ。


美術館も自然科学博物館も、無料の日とあってかスクールバスで子どもたちがたくさん来ていました。小学校低学年くらいの子らもいて小さい頃からこういうものに触れる機会があるのはいいなあと思いました。

ヒューストン宇宙センターへ行く

ヒューストン3日め、ヒューストンといえばNASAだよね、と思って宇宙センターへ行ってきました。



ヒューストン宇宙センターは滞在しているダウンタウンから南東に40kmくらいのところにあります。ダウンタウンからだとMetoroバスが1時間に1本くらいのペースででています。片道$2。所要時間も1時間くらい。

ヒューストンの公共交通機関Metroはライトレールという路面電車とバスがメインなのですが、Google Mapsの経路検索に完全対応していて使いやすいです。Metroの公式HPに経路検索ページがあるのですが出発地と目的地を入力して検索ボタンを押すとナチュラルにGoogle Mapsに飛ばされます。

バスはなぜだかこれでもかってくらいに冷房してたので暑い日でも羽織るもの持って行ったほうがいいです。

宇宙センターには朝10時くらいにつきました。スクールバスがたくさん乗り付けていて子どもたちがいっぱいでした。

目的は宇宙センターのすぐ隣りにあるNASAジョンソン宇宙センターの施設をめぐるトラムツアーです。平日の午前中なので直接行ってもそんなに混んでいませんでしたがwebや宇宙センターのデスクで時間指定の予約もできるみたいです。

トラムツアーは2種類あって、一方はミッションコントロールセンターを、もう一方は宇宙飛行士のトレーニングルームを見られます。また、共通してサターンVロケットの展示が見られます。

やっぱりヒューストンといえばアポロ計画でしょ、アポロ13でしょ、"Houston, we've had a problem here."でしょ、と思ってミッションコントロールセンターの方を選択。


奥にある星条旗は2度月に行ったらしい

アポロ計画で使われていたミッションコントロールセンターは歴史的資料として1969年当時そのまま保存されています。ガラス一枚隔てた場所に案内され、いろいろ解説してくれるのですが、その間にガラスの向こう側に入ってきて記念写真をとってるひとたちがいました。NASA関係者なんでしょうか。VIP待遇羨ましい。

いろいろ話してくれたのですが印象に残ったのはこれ。

"あそこにあるのはディスプレイだけでコンピューターはここと同じくらいの広さの別のフロアにあるんだ。そんなに大きいのにきみのそのiPhoneの何千分の一の能力しかない貧弱なコンピューターで人を月まで送ったんだよ"


現在のヒューストンのミッションコントロールセンターは同じ建物の別のフロアにあるらしく、国際宇宙ステーションのモニター・管制をしているそう。さすがアメリカの有人宇宙探索の本拠地といったところ。





ミッションコントロールセンターのあとは通りがかりに各建物の解説をしてもらいながらサターンVロケットの展示施設へ。計画中止で打ち上げられなかったサターンVが展示されています。

サターンVはとにかくでかかったです。これほとんど燃料と推進装置で使い捨てだったんですよね、、月に行くって大変だ。




2016年5月19日木曜日

[BJX]グアナファト国際空港のこととか

グアナファト国際空港とか、レオン国際空港とか、デル・バジオ国際空港とか、呼び方がたくさんあって混乱しましたが全部同じ空港のことでした。正式名称はグアナファト国際空港のよう。国際空港っていっても地方空港です。仙台空港より小規模。



保安検査前にはカフェ・バーと売店がいくつか、保安検査を抜けると小さな売店があるくらい。ありがたいことに無料のWi-Fiが飛んでます。

早く着きすぎて何もなくてどうしようかと思ったけれどWi-Fiのおかげで色々できました。南三陸でコンテナハウスに泊まった時に「若い人は寝る場所とWi-Fiと電源があればいいんでしょ?」と言われたのを思い出します。ちなみにグアナファト国際空港、少なくともターミナルまで来ると電源はありません。

メキシコやアメリカは出国審査なくて割りとすんなりゲートまで行けるのですけど、つい失念して早めに空港に行っちゃうんですよね。

写真では白トビしていますがターミナルからの眺めが良いです。なんにもないけれどぼーっと眺めて待ってるのも良いかな。