2013年3月31日日曜日

ふじのきさん家(ふじのきさんち)オープニングイベント

ふじのきさん家オープニングイベントの概要

2013年3月30日にふじのきさん家(ふじのきさんち)のオープニングイベントがありました。ふじのきさん家(ふじのきさんち)と、近くのふじのき公園を会場にしたもので、生憎の曇り空の下、気温も低かったのですが多くの方々がいらしていました。
ふじのきさん家では各種講座などが開かれ、ふじのき公園ではバザーや焼きそばなどの屋台が出店されました。
ふじのきさん家(ふじのきさんち)は「すみだ燃えない・壊れない街づくり会議」という枠組みの中から生まれた曳舟にあるコミュニティスペースです。詳しくはこちらを御覧ください

ふじのき公園での準備の様子

当日の様子

ふじのきさん家のほうはチラ見程度で、ふじのき公園の会場しかよく見ていませんでしたが、子供連れの周辺地域の方と町内会のメンバーの方の参加が主だったように思います。公園では、焼きそばやフランクフルト、ポップコーンなどの食べ物のご提供と、バザー、こどもたち向けのゲームなどが提供されていました。

公園ではお金のやり取りが出来ないということで、食べ物がほしい時は、ふじのきさん家の方へ行って、チケットを買ってから公園で貰わなければなりません。
面倒なシステムでしたが、みなさん素直にチケットを購入しているようで、お昼時の焼きそばなど結構な列になっていました。

幅広い世代の周辺住民への認知という意味では一定の成果があったのではないかと思います。運営側のメンバーにも以前のイベントでは見られなかった人たちも散見されました。
ユーザー側、オペレーション側双方で参加者が増えてきているようで、徐々に認知度が高まっていることが実感出来ました。

いよいよ4月2日からふじのきさん家(ふじのきさんち)がオープンするということで、これからの展開が楽しみです。

公園の桜も綺麗でした

参考情報

2013年3月23日土曜日

鶯谷公園|鶯谷駅南口至近の児童公園

鶯谷公園とは、東京都台東区根岸1丁目3に位置する児童公園である。JR鶯谷南口より徒歩2分。道路と一面で接しており、その反対側はJRの線路と接している。滑り台、ブランコなどいくつかの遊具が設置されている。


鶯谷駅は山手線の駅で一番利用者数が少ないと聞いたことがあります。また、山手線の駅で唯一、みどりの窓口のない駅だそうです。
結構長い間鶯谷駅を最寄り駅とする場所に住んでいたので僕にとっては馴染みのある駅ですが、多くの人にとってはそうではないでしょう。

駅が賑わうのは年に一度の入谷朝顔まつりの際と、お墓が周りに多いのでお彼岸の時期など。そういった時に来たことがない人にとっては山手線で通るけど降りたことのない駅の1つでしか無いと思います。

とはいえ、その沿線の風景から記憶に残っている人もいると思います。山手線沿線でもこれほどラブホテルが線路沿いに並んでいる駅はないでしょう。鶯谷=ラブホテル街と頭に刻まれているのではないでしょうか。

でも駅前にラブホテルしか無いわけじゃないです。飲み屋とパチンコ屋もたくさんありますよ。人の欲望が形になったような駅前ですね。

そんな、ラブホテルと飲み屋の狭間に、小さな児童公園があります。正面には道を挟んでラブホテル。反対側は線路。児童公園で遊具も置いてありますが、場所柄児童よりも大人の利用者が多い印象。休憩時間にたばこを吸っている労働者や、周辺産業の休憩中の従業員など。僕がいく時間のせいかもしれませんが。

そんな薄暗い公園ですが、桜の木が数本立っていて人もまばらなので、桜の花の時期に近くを通る時にはふらっとよっています。

上野公園の人混みよりはずっと好み。


2013年3月16日土曜日

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法(橘玲)|読書記録

勧められてよんだ橘玲さんの『残酷な世界で生きのびるたった一つの方法』の感想などのメモ。


残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

タイトルから受ける印象は「方法」のところに重点を置いているようだけれど、中身の配分は逆。本の大半が、この世界がどんな風に「残酷な世界」であるかの解説に割かれている。

進化心理学を軸にさまざまな文献を引用しながら人間社会、日本社会がどういうものなのか、人間がどういう性質を持った生き物なのか、著者の持論が展開されている。

書名の「生き延びるたったひとつの方法」は最終章でやっと触れられる。基本的には著者がこの本の1年前に出版している『貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する』の「雇われない生き方」≒マイクロ法人となるというのがその答えだ。

そういう意味では、以前から著者が主張している「雇われない生き方」を支持するような文献を集めて解説しているというふうにも取れる。一次資料にあたっていないので、それぞれの説がどの程度信憑性のあるのかはわからない。

とはいえ、ぼくらの生活する世界やぼくら自身の性質についての記述は読んでいて面白いし、腑に落ちる説が多い。少なくとも冒頭で挙げられている自己啓発が謳っているような「努力して自分を変えて幸せになる」という文句よりはずっとずっと納得感がある。

著者の述べる「残酷な世界を生き延びるたったひとつの方法」に賛同するかどうかは別として、この世界や自分がどういうものか考える一助になる良い本だと思う。

「残酷な世界」とタイトルにあるけれど、世界が残酷だ、というよりは、常識を捨てて(著者の主張する)真実を受けいるという行為自体が人にとって残酷かもという印象。受け入れるなり、1つの考え方として認められれば世界はそんなに残酷ではないと思う。

いろいろ面白い話があったけれど、一番印象に残っているエピソードは著者の就職にまつわる話だったかも。カネコさんと著者のやり取りが妙に面白い。

しかし『〜する方法』ってタイトルの本多いね


2013年3月11日月曜日

100円のコーラを1000円で売る方法(永井孝尚)|読書記録

永井孝尚さんの『100円のコーラを1000円で得る方法1&2』をこないだ読みました。とっつきやすくていいんじゃないと貸してくれたのでさらっと。


100円のコーラを1000円で売る方法


100円のコーラを1000円で売る方法2

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を読んだ時にも思ったけれど、物語が全然面白くない。こういう物語仕立てで既知のものごとをわかりやすく書いてある本って、みんなそうなのかな?

でもまあ、面白いことを目的として書かれているわけでは無いだろうからいいのか。

この手の本は、読み手の想像力を補うためにこういう物語調なのだと思います。教科書みたいな文体でマーケティング理論について書かれていてもわかんないですもん。自分の日常レベルまで落としてくれないとさあ。
だからより具体的に、白々しいまでにその辺で起こってそうな、そんな舞台設定で解説してくれる本が要るのですよ。
理論を身近な出来事に当てはめたり、ケーススタディをするなんて高度な想像力を駆使しなくてもわかった気になるためにさ。

Coursera初体験を終えて

12月頃から、知人がおすすめしていたCourseraのコースの1つ、Think Againを受講していました。随分ビハインドしたけれど、今日、最終期限ギリギリでなんとか最後の課題を終わらせたので、初めてCourseraでコースをとった感想などをメモ。
Courseraってなんぞ?というかたはこちらもどうぞ
CourseraのThink Againが面白くてひろくおすすめしたい

http://www.corsera.org/

オンラインで講義を受けるということについて

Courseraどころか、オンラインでコースを受講するというのはこれが初めての経験でした。オンラインで人が話しているのを見る、というのは多くの人にとって自然な行動になっていると思います。ぼくも生まれた頃にはテレビがあったので人が画面の中でしゃべっているのを見るのは違和感ゼロです。オンラインでも故ジョブスのプレゼンをYoutubeでみたり、Tedの講演をビデオで見たりしたことがありました。人が話しているのをPCの画面上で見ることには抵抗がありません。

でも、クラスとなると勝手が違ってきます。疑問点がある時にはどうしたら良いのか、理解度のチェックはどうなるのか、成績はつくのか、つくのであればどのように評価されるのか、ただビデオを再生すればコースが成り立つものではないです。そのあたりをCouseraがどのように扱っているのか説明しながら感想でも書いていこうと思います。ただ、まだThink Again 1コースしか受けたことがないので、もしかしたら他のコースでは違うのかもしれません。

コースの構成について

基本的には週に1回、講義のビデオと理解度チェックの選択形式のエクササイズが新たにアップデートされます。

講義のビデオはオンラインでストリーム形式で見られますし、ダウンロードすることもできます。ストリーム形式では再生速度を調整したり、英語の字幕を表示することもできます。また、スクリプトを単体でダウンロードすることもできました。
このあたりは英語を母国語としない人や、常にオンラインではいられない人への配慮もあり、行き届いているように思います。

エクササイズはビデオ講義の内容についての理解度を計る選択形式のものです。解き終わると自動的に採点され、解説が表示されます。Think Againの場合は、エクササイズは何度でも挑戦することができます。

それから、3週間に1回、Quizが出題されます。それまでの3週間の内容について問うもので、こちらも選択形式です。こちらも自動的に採点され解説が表示されますが、1度しか挑戦することができません。でも似たような内容のQuizが4つ用意されており、それぞれ1度だけ挑戦出来ます。

疑問点について

講義で疑問があった場合にどういうふうに解決するのか、単純にビデオを見直す、ということはできますが、それだけで解決するとは限りません。
そうした場合に対しては、フォーラムやGoogle Hangoutなど、受講者同士のコミュニケーションを促進する機能が提供されています。相互扶助で乗り切れということでしょうか。無料のコースなので教員やTAがサポートというわけにはなかなかいかないのでしょう。

残念ながらフォーラム等には参加出来ませんでした。正直そこまで余裕なかったです。
エクササイズの解説がしっかりしたものが用意されていたので、講義を見て、エクササイズを解いて、解説を読み、もういちどエクササイズを解く、という流れでおおかた理解できたつもりでいました。

講義のボリューム感

始める前に思っていたよりも結構重かったです。12月1月は比較的時間に余裕のある生活を送っていましたが、毎週次の週の講義がアップデートされてから前の週のものを慌てて消化する感じでした。
2月になって忙しくなってくると、全く追いつかなくなって、こうして延ばし延ばし、最終期限ギリギリまでひっぱてしまいました。他にもいくつかのコースにエンロールしていましたが、同時期に複数コースはこなせないと思いアンエンロールしてしまいました。

これは、講義のボリューム感というよりは、生活の中でどれだけ時間を避けるかという問題だと思います。ただ講義を見てエクササイズとクイズをこなしていくのであれば、週に3時間程度をとられればこなせるものと思います。

あったらいいなと思ったもの

進捗管理システム。
コースを終わらすためには、最低限いつまでに何をやらなければいけないのか、ひと目で分かるページがあるといいなと思いました。せっかくのオンラインプラットフォームで、必ずしも時間のたっぷりある学生だけが受講しているわけではないでしょう。限られた時間の中、新しい知見を求めて受講している人もいるはずです。
エクササイズやクイズが点在していて、締め切りもいろいろだったりするので、上手に管理できずにうっかりやりそびれてしまったということもあるかもしれません。そういうところはシステムでサポートしてくれるといいなと思います。

コースをひと通り終えて

実はまだ成績が出ていないので、無事にひと通り終えているのか自信がありません。成績評価についてもそれが解るまではなんとも言えません。

常に遅れ気味だったとはいえ、英語のビデオを定期的に聞いて問題をこなしていけたのは、内容が面白かったからです。こんな風に知的欲求を満たしてくれるコンテンツが増えてきているのは本当に歓迎すべきことだと思います。

ビデオのように視覚情報があると読書とはまた違ったインプットのされ方があると思います。また、理解度のチェックなども用意されていて知識の伝達の正確さも一定程度担保されているように見受けられます。

英語の講義なので、だれにでも推められるわけではないですけれど、スクリプトもありますし、興味あることを学べて、ついでに英語の表現なんかも学べると思えば一石二鳥です。

また興味を惹かれるコースがあったらとってみようと思います。

最近のCourseraの話題

最近では、Courseraのいくつかのコースで米大学での認定単位が取得できるようになることが話題になりました。認定には別途料金がかかるようです。まだまだ該当するコースは少ないようですが、地理的な要因や時間的な要因が教育を受ける障害となることがどんどん少なくなっていきそうです。まだ、Courseraの事業価値も高まっていくように思います。

もうひとつ、日本では東京大学がCourseraに参加することが決まっています。秋入学の話もありましたが、Courseraで世界に向けて英語の講義を発信していくことで国際化を進めていこうとしているようにみうけられます。

2013年3月10日日曜日

仕事のこととか季節の変わり目に整理しとく



この週末、東京は随分と暖かです。半袖で外を歩ける陽気。散歩日和。季節の変わり目。
ふらふら歩きまわりながら、花粉症でまわらない頭でつらつらとこれからの生活のことなど考えていました。

最近生活のパターンが変わりました。大きな理由はメインの仕事が変わったこと。実は去年の12月くらいからほとんど働いていなかったのですが、2月から新しい組織に属して新しい仕事をはじめました。

昨日たまたま人と話していて、生活と仕事に対する気持ちについて考える機会があったので、自分のために一度今の考えを整理して残しておこうと思います。

仕事についての基本的な気持ち

ぼくの一番基本的な仕事に対する気持ちは、「仕事したくないな」というものです。こんなこと書くとダメ人間だと思われそうですが、実際そうです。ものぐさな人間で面倒なことはしたくありません。できることならダラダラ生活したい。「仕事は面倒なこと」だと思っています。

仕事をしていくためのドライブ

一方で「仕事しないといけない」とも思っています。これは現時点では即物的な欲求によるものが大きいです。美味しいものを食べたいし、屋根のある場所で眠りたいです。カメラやガジェットがほしいですし、本も読みたいです。なにせ生活にはお金がかかります。お金を稼ぐには身体以外に資本のないぼくは働かなければなりません。

でも、ぼくの即物的な欲求は仕事をしていくドライブとしては弱いです。生活のレベルを落としていくことがそれほど苦ではないし、必ずしも生活を続けていくことに拘らなくてもいいかなという気持ちもどこかにあります。

そんななかで、生活を続けていくこと、仕事をしていくことのドライブになりうるもう一つの気持ちが、「世界を良い状態にしていくのに貢献したい」という気持ちです。なんだか高尚な風にもとれますが、別にそういうわけではありません。そうでもなければやってらんない、という感じです。

空っぽだから求めるもの

たぶん、自身の欲求レベルが低いのだと思います。上記のようなぼんやりとした気持ちがありながら、じゃあ、どういう状態が良い世界なのか、というビジョンは完全に欠落しています。空っぽなんです。何が良いかはわからないけれど、きっと世界は今より良いものになりうると根拠のない確信だけを持っています。

なので、「こういう世界にしたい、こういうことがやりたい」を明確なものを持っているひとにものすごく惹かれます。それをしっかり持っている人が、その内容はどうあれ、それを実現することが容易である状態であれば良いと思います。その状態を促進するのに貢献していたいと思います。

まるでとある宗教の末端信者ですね。

とりあえずの当面の方針

個人が自分のやりたいことを実現しやすい状態を促進すること、世界を変革するのが容易な状態を促進すること、これに資すること、これならなんとか生活を続けていくドライブになるかもしれません。

だからどうせ仕事をするならそういう仕事がしたいのです。人のライフワークを軌道に乗せる手伝いをしていたのもそういう気持ちが基になっていたと思いっています。ちょこちょこ人のはじめたことに首を突っ込んでいるのもその所為でしょう。

そういうことをしていく中で、本当に貢献していくには力が要ると思うようになりました。専門的な技術かもしれないし知識や経験かもしれません。それを求めて、今回新しい環境に飛び込むことを決めたのだと思います。

そこでしばらく懸命に働きつつ、いろんなことに首突っ込んでいこうというのが、当面の方針。

応援しているもの

やりたいことを持っている人たちの手伝いをちょろちょろやってきたものや応援しているもの。

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同窓会代行なら同窓会太郎
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ふじのきさん家
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四半期ごとくらいに振り返って気持ちを整理しておきたい。