永井孝尚さんの『100円のコーラを1000円で得る方法1&2』をこないだ読みました。とっつきやすくていいんじゃないと貸してくれたのでさらっと。
100円のコーラを1000円で売る方法
100円のコーラを1000円で売る方法2
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を読んだ時にも思ったけれど、物語が全然面白くない。こういう物語仕立てで既知のものごとをわかりやすく書いてある本って、みんなそうなのかな?
でもまあ、面白いことを目的として書かれているわけでは無いだろうからいいのか。
この手の本は、読み手の想像力を補うためにこういう物語調なのだと思います。教科書みたいな文体でマーケティング理論について書かれていてもわかんないですもん。自分の日常レベルまで落としてくれないとさあ。
だからより具体的に、白々しいまでにその辺で起こってそうな、そんな舞台設定で解説してくれる本が要るのですよ。
理論を身近な出来事に当てはめたり、ケーススタディをするなんて高度な想像力を駆使しなくてもわかった気になるためにさ。
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