この文章は、Google Driveを
Insyncなどのサードパーティー製のクライアントを使わず無料でマルチアカウントで利用する方法についてメモしたものです。
Google Driveのデスクトップクライアントは便利ですけれど、2014年1月4日現在1アカウントにしか対応していません。
一方でGoogleアカウントを複数持っていて使い分けている人は少なく無いと思います。
僕も勤め先のアカウントと個人のアカウントの2つをメインで使っているので片方しか使えないのでは少々不便です。
この点については
Insyncというサードパーティ製のクライアントが解決しています。こちらの出来は素晴らしいのでこれを購入すれば全て解決しますし、下に書く方法よりもずっとずっとスマートに解決できます。
が、iOS向けのGoogle Driveがマルチアカウントに対応したりしているところを見ると、OSXやPC向けのクライアントもそのうちマルチアカウントになるのではないかと思ったりするところもありまして、いまいち購入に踏み切れないところです。
そんな吝嗇で優柔不断な僕みたいな人のために、Google純正のクライアントでGoogle Driveをマルチアカウントで使用する方法をまとめてみました。
- Google Driveクライアントをインストールする
- 使いたいGoogleアカウントの数だけ、OSのユーザーを作成
- それぞれのユーザーでログインし、それぞれ別のGoogleアカウントでGoogle Driveのセットアップをする。この時、同期するフォルダの名前をアカウントが判別できるようにしておくと便利。
- 3のセットアップ時にGoogle Driveで作成されたフォルダを、メインのユーザーから閲覧・編集可能に設定する
- メインのユーザーでログインして、それぞれのGoogleアカウントと同期しているフォルダへのショートカットを適当なところにつくっておく。
これだけです。これでメインのアカウントからすべてのアカウントと同期されたファイルにアクセスでき、変更内容もしっかり同期されます。
ただし、すべてのユーザーでログインしていないと同期されないです。
この点がネックですね。でも、2アカウントくらいであればさほど問題にならないのでは、と思っています。
Google純正のクライアントがさっさとマルチアカウント対応してくれることを祈りつつ、それまでのつなぎと思ってこの方法で対応しています。
面倒な人は
Insync使えばいいと思いますけど。