2012年8月17日金曜日

眠れぬ夜の仕事図鑑|鑑賞記録


「おやすみなさい」のそのあとで

久しぶりに映画館で映画見ました。ニコラウス・ゲイハルター監督の眠れぬ夜の仕事図鑑
ドキュメンタリー映画ですが、インタビューとかそういうのではなく、まるでカメラが存在しないかのように淡々と撮られた"夜の仕事"の映像がトクトクと流れていく形式。眠い時に見ると眠ると思います。ちょっと眠りました。
どの仕事も昼間もあるんじゃないだろうかとも思うのですが、それが多くの人が眠っている夜中にも粛々と行われているという単純な事実がひたすらつきつけられます。
はたして、それがなければ世の中回らないのかと言われれば、まーそんなこともないんだろうな、と思います。でも彼らのおかげで誰かの生活がより良いものになっているのは間違いないでしょう。仕事というのは基本的に、誰かの役に立つことだ、ということを思い出させてくれました。
誰かの欲望が誰かの生活の糧になるのなら、欲望というのも悪くないなと思います。夜中に一人で出来る仕事も選ぶことが出来るというのは、素敵なことだと思います。世の中がそういうシステムで動いていることに感謝したい気分。

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