高知県で2014年11月9日(日)に開催された「沢田マンション祭り2014トロリンナーレ」に行ってきました。3年に一度行われるという沢田マンション祭りの様子のメモなどです。
そもそものきっかけは沢田マンションギャラリーroom38にて「
3日間の奈良美智・ドローイングショウ」という展示が行われるという話がSNSだかなんだかから流れてきたことでした。
奈良美智さんの作品は昔から好きですが最近展示見に行っていなし、高知は好きだし、マイルはたまってるし、割と暇だし、行って見ようかな、と思って展示会場について調べたりしたのでした。
調べてみるとこの建物自体がとっても興味深いものだということで俄然行く気が高まっていくわけです。どんな面白い建物かは長くなるので興味があれば
Wikiでもどうぞ。「日本の九龍城」とか「陸の軍艦島」とか呼ばれているらしいです。
沢田マンション祭りにも出店されていた「えかきや高波」さん曰く、建築系の勉強をしている人ならみんな知っているらしいです。僕は大学で建築科に居たのに全く知りませんでした。不勉強だったので仕方ないですね。
兎にも角にもお祭りの日曜日が迫ってきたので、心配症で暇人な僕は金曜日の朝に高知に入ったのでした。
土日になると人が多くなりそうなので下見を兼ねて奈良さんの展覧会を見に行きます。
沢田マンションギャラリーroom38はこちら。珈琲屋さんがお店出していました。
ギャラリーで沢田マンション見学の手引というのが配られていて一部は見学できるようになっていました。
いよいよ当日、生憎の雨ながら、朝から大変に賑わっているエントランス。駐車スペースが飲食系出店スペースになっています。
雨なのでステージの裏側からライブを見るなど。
1Fの休憩スペースでは大家さんの沢田裕江さんがどしりと構えていていろいろお話してくださいました。お孫さんたちも受付をしてたり、くじ引きのお店を出していたり。みなさん美男美女で眼福眼福。
普段は生活スペースであろう廊下の部分にいろいろなお店が出ています。飲食系なんかは若干土曜日に池公園でやっているオーガニックマーケットとかぶっていたかも。
服やらアートやら、鉄製の日常製品を売っているお店もありました。県内外から出店を募集しているようです。
本屋さんとか。
終了間際には謎のお神輿がはじまり、
沢田家の若者たちが紅白まんじゅうとお菓子を撒いて締めです。写真ではわかりにくいですがリフトが1Fから2Fへ上がりながら撒いてます。
建物の写真をもう少し。これ、5階です。大家さん一家のお家。庭木が沢山。
鳥が放し飼いになってたりします。
屋上が畑になっていたりも。
タイトルで奇祭などと書いていますが、イベントとしてはマンション内のコミュニティと内外のアーティスト、周辺のコミュニティが交わるひどくまっとうな、とても素敵な地域イベントという印象でした。
高知ではこのイベントに限らず、観光案内所に移住カウンターがあったり、外のものに対してオープンな気風が感じられ、気持ちが良かったです。
沢田マンションまつりは3年に一度ですが、また近いうちに高知に来たいなと思えました。
しかしトロリンナーレって、、、3年前はSAWA SONICだったらしい。
ゆるゆるでいいなあ。SAWA SONICのTシャツと沢田マンショントート売っててちょっと欲しかった。