2013年1月14日月曜日

宅建登録実務講習2日目、修了

日本ビジネス法研究所の実施する「宅地建物取引主任者資格登録に係る登録実務講習」2日めのメモです。この登録実務講習は、宅地建物取引主任者試験に合格して、実務経験が2年未満の人が宅地建物取引主任者の資格の登録をするために必要なもの。1ヶ月の通信教育と2日間のスクーリングで構成されています。これはその2日めのメモ。

東京は雪。夜にはもっと積もっていました。
さて、まずは日本ビジネス法研究所のHPに出ている時間割を昨日に引き続き再掲。

スクーリングの時間割
1日目1.宅地又は建物の調査、媒介契約、価格査定、広告、資金計画、条件交渉等9:00~17:00
2日目2.法第35条に規定する重要事項の説明と重要事項説明書の作成の演習
3.宅地又は建物の取引に係る標準的な契約書(37条書面)の作成の演習、売買契約の締結、決済、引渡等
9:00~15:30
修了試験15:45~16:45


で、昨日の1日目は、「宅地又は建物の調査」だけやりました。こんな調子で終わるのかなあと心配していましたが、結論から言うとあっさり終わりました。それも上の時間割よりも早く。

午前中は、媒介契約書の作成を説明→演習の順に学び、1日目の残りの「価格査定、広告、資金計画、条件交渉」については簡単な説明だけでさらーっとと流します。ここで11:30くらいからお昼休憩。

午後は、昨日から扱っている事例について重要事項説明書の作成の説明と演習、37条書面の作成の説明と演習をこなし、残りの「契約締結、決済、引渡し」の流れについて簡単に説明を受けました。

そして15:30から修了試験。試験内容は正誤問題が20問、重要事項説明書、37条書面の穴埋め問題が10問。それぞれ8割以上で合格です。制限時間1時間でしたが、30分くらいで終わり、終わった人から採点して修了証をくれるので、16:00過ぎには退出出来ました。

今日は演習の時間が多くて、演習のあいだは講師は40人の受講者の間を廻って全員の解答を見たり質問を受けて結構時間をとるので、作業が終わってしまうと大してやることもなくぼーっとしていられました。昨日ほどのしんどさはなかったです。

重要事項説明書と37条書面の作成という、まあ宅地建物取引主任者の独占事務の肝のところに触れられて、なかなか面白かったです。あと、土地と中古建物の売買の媒介の事例にそってずっとやっていましたが、やっぱり不動産の売買は扱う価格がでかいなと。1億円くらいのやり取りだと3%+6万円報酬でも300万円越えますもんね。不動産営業のインセンティブ載せた給料が高いわけだ。

修了試験については、出る場所は講義の説明の中ではっきり「ここ出します」と言っていましたし、この2日間でやったことからしか出ないうえ、何を見て回答してもいいので特に用意をしていかなくても問題ありませんでした。落とすための試験ではなくって、2日間ちゃんと聞いてたかの確認みたいなものです。

受講者はちょうど40人。内、男性32名、女性8名。男性は20代から50代くらいまで万遍なくました。女性は20代、30代とちょっと年齢層が若め。

1人、20代前半の「女の子」って感じの女性がいて、文房具が電卓までピンク色で揃っていてすごいなあと思って眺めていたのですが、演習のたびにものすごく熱心に質問するので近くにいてそれを聞いていればいいので楽でした。ありがとう。

帰り際に修了証と一緒に、登録に必要な書類等の書かれた紙をもらいました。やっぱり登録には4万円弱かかるみたい。今年の10月くらいまでは法定講習免除で登録できるようなので、それまでにお金に余裕がある状態になったら登録しようかなと思います。


全然関係ないけど近くにBook offがあったので昼休みに覗いて何冊か本買ってしまった。最近結構物買ってるなあ。買ったのは次の3冊。



ホームレス入門―上野の森の紳士録 (角川文庫)


21世紀の歴史――未来の人類から見た世界


新訂 孫子 (岩波文庫)

1冊めは完全にタイトルとパッケージ買い。ジャック・アタリの21世紀の歴史は一度借りて読んだけど急いで読んでもったいなかったと思って再読用に。孫子はずっと興味あったので。ブックオフ、やっぱり安いや。ネットもいいけど送料考えると中古の本は必ずしも安くない。
図書館の本が溜まっているので後回しになりそうではあるけれど。


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