2012年7月12日木曜日

『熱風』で藤森照信氏が連載を始めていた件

タイトルでほぼ完結しています。。
ジブリ出版部の出している小冊子『熱風』の7月号から、藤森照信さんが、『建築の素』という連載を始めています。
この冊子、存在は知っていて気になっていたものの、現物に出会う機会がなかったのですが、先日丸の内の丸善に行ったときにたまたまおいてあったので頂いてきました。そしたら、たまたまその号から藤森さんの連載が始まっていてたのです。そして面白い。
藤森さんは建築史家でありながら実際の建物のデザイン等も手がけている建築家で、曲がりなりにも大学の時に建築学科にいた僕は、神長官守矢資料館や高過庵などを雑誌で見てショックを受けたりしたものでした。
この号では”自然素材と建築”をテーマにした連載のはじまりとして、まず土を取り上げ、ジェンネの泥の大モスクについて書かれています。
内容については触れませんが、実際に観に行かれたときのことを具体的なエピソードを交えてイキイキと描かれていて、建築に馴染みのない人が読んでも面白いんじゃないかなあと思います。
7月号は『館長 庵野秀明 特撮博物館』の特集が組まれていたり、坂本龍一と鈴木敏夫の対談が収録されていたり、読みでがあって面白いです。手に取ることがあれば是非。

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