2012年6月3日日曜日

幸せのディティール|友人の結婚式に行って思ったこと


昨日は友人の結婚式で式→披露宴→二次会と参加してきました。オーソドックスなウェディングで、とっても幸せな気分になりました。そのあと、帰り際に一緒に出席した別の友人と話していたときに、彼が「結婚式というのは基本的に成功するものなのだな」と言っていたのが妙に心に残ったのでそのことについて書こうと思います。
この発言をした友人は2次会の幹事をやっていて、結婚式だけでなく2次会のことも含めての発言だと思います。というのも、段取り通りに行かなかったり、当日になってなくなったイベントなどもあって、事前の計画からするとグダグダだったとも話していたからです。それでも終わってみるとすごく幸せな気分になるし、良いウェディングだという印象しか残らなかったということです。
実際、披露宴でも、主賓の一人に前日に不幸があって代わりもたてられなかったり、ちょっとひどいなと思えるビデオレターが流れたり、ひとつひとつのイベントを見ていくと必ずしも上手くいっているわけではないのです。
それでも振り返ってみると、ぼくもその友人も完璧で幸せな結婚式だったという印象が残っていて、これは一体何なんだろうと不思議なのでした。
まあ、2人とも割と鈍感な人間であるし、立場としても新郎友人という同じ立ち位置なので、他の人がどう思ったのかはわからないです。ただぼくの場合は、ぼくが振り返って完全で幸せな感じを受けたのは、幸せを感じさせるディティールが溢れていたからなのかなと思います。
いたるところに飾られた花であったり、ドレスのレースであったり、式場の緑や太り気味の神父の片言のニホンゴや、みなの笑顔や、音楽や、おめかしした人々や、おいしい料理やお酒や。そういう普段から小さな幸せを感じるようなものが、これでもかってくらいつみかさなって配置されて、幸福の上限値を超えて、些細なことでは駄目にならないくらい、完璧で幸せな空間を作るのかなと。

そんな空間を作ってくれた会場の皆様や新婦さんや参加したみなさまに感謝しつつ。二日酔いの抜けた頭でそんなことを思っていました。

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