IMA CONCEPT STORE主催の秋のアートシネマナイトというイベントで上映されていたものです。2008年のフランス映画でオルセー美術館20周年企画として全面協力の下に製作され本物の美術品がいくつも作中に登場します。アートシネマナイトにふさわしい作品ですね。
母親がなくなり、3人の子どもたちが遺された郊外の邸宅と多くの美術品をどうしていくかを決め実際に処置していくまでのストーリー。
子どもたちそれぞれの、遺された場所や物への想い出や愛着と現在の生活との間の葛藤を丁寧に描いています。
葛藤する子どもたちをよそに、冒頭とラストシーンで「夏時間の庭」を満喫している孫達のシーンが印象的。
それから郊外の邸宅も、パリの街並みも、風景がとにかく美しい。それだけでも楽しめちゃいました。パリ行きたい。
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