ちょおっと前に遊びに行った友達んちにあって読み始めたらおもしろかったので、遊びに行ってるってのに読み通した。内田春菊さんの『私たちは繁殖しているイエロー』。小学生の頃友達のところ遊びに行ってずっとジャンプ読んでてキレられたことちょっと思い出した。
出産育児漫画。私は妊娠出産はしたことないし、これからもすることはないので、その感覚は一生わからないと思うのですが、この漫画からは妊娠に対して比較的冷静かつ自分事として接している感じを受けます。自分の話をコミカルに描きつつ、一般的なことやら伝聞のエピソードなどが挿入されていて、楽しみながらひととおりの妊娠出産育児イベントが追えました。エッセイとか、自分のことを描いているものって、イベントが起こった時の直情的な感覚と描いている時の観察的な冷静な感覚が同居しているように見えて面白い。内田春菊さんはその、直情的な感覚と冷静な間隔の幅が広いと思う。この幅がひろい人ほど面白い話するような気がする。
読んだ前後に、別の友人の妻が妊娠したことを聞き、いろいろ状況を話してくれるので、それを聞きつつ反芻しています。性の別なくみんな読んだらいいと思う。
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