内容はおもに5つ
・NZの医療事情
・日本の国民健康保険の海外での医療費給付
・クレジットカード付帯保険
・日本の保険会社の海外保険
・NZの民間保険
■NZの医療事情
概要をつかむにはここ
ポイントはGPの存在、事故・事件による怪我には政府保証がある、病気による医療費は高額ということ。
医療費の参考額についてはジェイアイ傷害火災保険株式会社(http://www.jihoken.co.jp/data/world/da_auckland.html)が詳しく下表のとおり。
No | 項目 | 内容 | 日本(参考) |
---|---|---|---|
1 | 救急車の料金 | ①公営:51,400円(事故の場合は無料) ②民営:51,400円 | ①無料 ②通常利用しない |
2 | 初診料 | 5,800円 | 2,700円 |
3 | 病院部屋代 (1日当たり) | ①相部屋:96,600円 ②個室:96,600円 ③ICU:557,600円 | ①17,000円 ②20,000~50,000円 ③87,600円 |
4 | 盲腸手術の治療費 | ①総費用:570,500円 ②平均入院日数:3日 | ①400,000円 ②4~7日間 |
5 | 骨折時の治療費 (橈骨末端閉鎖性骨折) | 29,360円 *国内での事故の場合は、医療費の一部が補償される制度あり | 15,000円 |
6 | ファミリードクター制度 | あり *緊急時を除き、(歯科等一部を除き)全科診察可能な医師の診察を受け、その後必要に応じ専門医へ紹介 | なし *初診から専門医の受診が可能(ただし、総合病院等で紹介状が必要な場合あり) |
7 | 乳児死亡率(1,000人当たり) | 4.9人 | 2.8人 |
8 | 平均寿命 | 80歳 | 82歳 |
ICUなんか入ったら払えないです。治療費。。何も準備せずに行くのは不安です。
■日本の国民健康保険の海外での医療費給付
実は日本の国民健康保険は海外で受けた医療費についても7割を給付してくれます。ただし日本で認可されていない治療については全額自己負担となります。給付金についても日本で治療を受けた場合にかかる料金で計算されるので上の表のように日本よりも医療費が高い場合にはその7割が給付されるわけではありません。また、いちど自分で支払って、後日給付してもらう形になるのでその場で支払い能力がないと面倒なことになりそうです。
■クレジットカード付帯保険
クレジットカード付帯保険についてはhttp://www.win.serio.jp/0cost/index.htmが詳しいです。
年会費無料のカードで結構な付帯保険がついているものが紹介されています。
通常クレジットカードの付帯保険では3カ月までの補償しかありませんが、http://blog.tabig.com/card/insurance.htmlで紹介されているように、自動付帯と利用付帯を組み合わせると理論的には1年までだって伸ばすことはできます。これはお得。
ただし付帯保険の治療費保障はせいぜい200万円といいたところ。上のジェイアイ傷害火災保険会社のリンク先にあるような500万円に届くような怪我をしてしまった場合を考えてバラ掛け、さらに保険期間を1年持たせようとするととんでもない枚数のクレジットカードが必要になってしまいます。ちょっと現実的じゃない。
■日本の保険会社の海外保険
日本興亜損保(http://www.aienu.com/midlng/index_koa.htm)の場合、1年間ですと前述のクレジットカード付帯保険のリンク先でお勧めされている年会費無料カードの保険条件をつけようと思うと9万円位になります。救援・治療を200万円付けただけで保険料が7万円を超えます。フリープランで対象を絞っても保険料がなかなか下がらないのが難しいところ。
■NZの民間保険
NZの現地でもっとも利用されている保険会社Southern Crossでは下表の旅行者向けパッケージ(https://www.scti-online.co.nz/visitnz/public.aspx)を提供しています。
救援・治療、本国輸送が無制限、航空機遅延、賠償責任も十分についています。これで保険料が$NZ734、1NZドル65円として47,710円ですか。日本の保険会社に比べて随分安いです。Section8の携行品保険をはずすと、$NZ513となって日本円で33,345円。安いですねえ。
金額と保険内容のバランスで決めていくものとは思いますが日本の保険会社とNZの保険会社だと明らかにNZのほうが安いです。円高の恩恵ですかね。私は初めの3カ月クレジットカード付帯保険、それ以降NZの保険に入るのがコストパフォーマンスと手間を考えると最良かなと思います。
3/28ほかの保険会社も見つけたので追記。携行品を入れた場合にはことらのほうが少し安いです。
http://www.uni-care.org/inbound.html
日本興亜損保(http://www.aienu.com/midlng/index_koa.htm)の場合、1年間ですと前述のクレジットカード付帯保険のリンク先でお勧めされている年会費無料カードの保険条件をつけようと思うと9万円位になります。救援・治療を200万円付けただけで保険料が7万円を超えます。フリープランで対象を絞っても保険料がなかなか下がらないのが難しいところ。
■NZの民間保険
NZの現地でもっとも利用されている保険会社Southern Crossでは下表の旅行者向けパッケージ(https://www.scti-online.co.nz/visitnz/public.aspx)を提供しています。
Section 1 | Medical & Evacuation Expenses | Unlimited | ||
Section 2 | Evacuation & Repatriation | Unlimited | ||
Section 3 | Cancellation & Changes to Planned Journey | $50,000 | ||
Section 4 | Personal Accident (maximum per policy) | $20,000 | ||
Section 5 | Personal Liability | $500,000 | ||
Section 6 | Rental Car Excess | $2,000 | ||
Section 7 | Money & Travel Documents | $1,000 | ||
Section 8 | Baggage & Personal Items Visiting New Zealand Essentials provides no cover under Section 8 | $25,000 |
救援・治療、本国輸送が無制限、航空機遅延、賠償責任も十分についています。これで保険料が$NZ734、1NZドル65円として47,710円ですか。日本の保険会社に比べて随分安いです。Section8の携行品保険をはずすと、$NZ513となって日本円で33,345円。安いですねえ。
金額と保険内容のバランスで決めていくものとは思いますが日本の保険会社とNZの保険会社だと明らかにNZのほうが安いです。円高の恩恵ですかね。私は初めの3カ月クレジットカード付帯保険、それ以降NZの保険に入るのがコストパフォーマンスと手間を考えると最良かなと思います。
3/28ほかの保険会社も見つけたので追記。携行品を入れた場合にはことらのほうが少し安いです。
http://www.uni-care.org/inbound.html
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