2014年4月5日土曜日

Macbook Proが起動しない→SATAリボンケーブル交換で復活

Macbook Pro 13" 2010Midをメモリを増やしたり、メインストレージをSSDに換装したり、光学ドライブを外してHDDにしたりしながらずっと使っています。
ところが3月7日に、急になんの前触れもなく起動しなくなってしまいました。
いろいろと手を打った結果、メインストレージのSATAリボンケーブルを交換してようやく本日完全復活しました。これはその経緯のメモです。


経緯

2014年3月07日朝 OSXの起動を試みる
2014年3月07日昼 OSXが上記の画像の状態から進行しないことを確認
2014年3月07日夜 再度起動を試みるも失敗。
同上      OSXのネットワーク復元を利用してディスクの修復を試みるも失敗。
同上      ディスクの再フォーマットを試みるもInput/ output errorが出て失敗。
同上      ディスクを取り出し、USBから外付して修復を試みるも失敗
同上      ディスクを取り出し、USBから外付してフォーマットを試みるも失敗

この時点でSSDの故障を疑い、SSDのサポートセンターへ連絡、修理のためにサポートセンターへ送付。これで一件落着かなと思っていました。ところが

2014年3月20日朝 SSDが検査の結果正常、工場出荷時に初期化で返送される
2014年3月20日夜 外付けでOSXをインストール、起動を確認
同上        内蔵でOSXの起動を試みるも、失敗

!!!これストレージのせいじゃないね!とようやくここで気づきます。SATAのセカンダリ、もともと光学ドライブがついていた方は正常に動いていたので、1STのSATAの接続ケーブルかロジックボード側のインターフェース部分の故障に原因が絞られました。この発想は全くなかったです。
SSDのサポートにはいらぬ手間をかけてしまいました。

ロジックボード側となるとなかなかリスクの高い方法しか修理が出来なそうなので(新品買うより高く付く方法は別として)、まずはSATA接続ケーブルの交換を試すことに。

2014年3月21日夜 ebayにてSATA接続リボンケーブルを注文
2014年4月05日朝 SATA接続リボンケーブルを交換、起動を確認!

ケーブルについては実品に製品番号「821-0814-A」が書いてあったのでGoogle先生に尋ねると売っているところがいくつか出てきました。その中でも比較的安価で安心感のあるebayで発注。
ケーブルが届くまではしょうがないので外付けでSSDをつないで使っていました。ラップトップぇ。。

感想のようなもの

正直、なぜケーブルが壊れたのか全く心当たりがありません。断線とかのなのでしょうか?そんな荷重や熱がかかるようにも思えませんし。
ストレージの故障のほうがよく見聞きする事象なので完全にそちらに意識が行ってしまいました。
とはいえ、思い返せば自分のPCに関してはストレージが故障した経験は無いですね。

ちなみに、ケーブルを交換してもダメだった場合は次のどちらかを選択しようとしていました。

1.セカンダリに起動ディスクをつなげて、セカンダリの1TBHDDは外付けにして運用
2.下記ブログの方法を試してみる

いや、2はグラボの問題で今回の件とは関係なさそうだけどね!でもインターフェースのチップの接触とかの問題だったら行けるかもとか。素人考えですけど。

無事ケーブルの交換で治ってほんとに良かったです。あと1、2年は頑張って欲しいところ。

今回の修理費

SATA接続リボンケーブル代+送料 37ドル


2014年4月3日木曜日

Chromeのユーザー使い分けが便利|Google Chromeで複数のGoogleアカウントを使いたい

Gmailが10週年を迎えましたね。公私ともにGoogleサービスへの依存度が半端ない僕ですが、使っているGoogleアカウント多くなってくるといろいろと面倒なこともあります。

GmailやGoogleカレンダーは下の図の、「アカウントの追加」の機能を使うことでひとつのブラウザでも複数のアカウントが使えます。



しかし、AdwordsやAnalytics、Google+、bloggerなどは原則、ひとつのブラウザではひとつのアカウントでしか使えません。あとFacebookとかTwitterとか、いくつかアカウントを持っていると一度ログアウトして切り替えーとか面倒臭いですよね。

僕はいままで上記の制限があるために、FireFoxやInternet Explorer、Operaなど複数のブラウザを立ち上げてアカウントごとにブラウザを使っていました。

でも小さなことですがブラウザが違うと操作性などが違って、わずかにしろ生産性が落ちるわけで。
どうにかできないものかなあと改めて調べてみると、Google Chromeてユーザーの切替機能ついてるじゃん!と気付いたのでメモしておきます。
(知っている人はあたりまえだと思うのですが、僕の周辺には知っている人がいなかったので。)

Google Chromeにユーザーを追加する

Chromeの左上の横棒三本のアイコンから設定に進みます。
そいでユーザーの項からユーザーの追加ができます。


追加すると、Chromeの左上にユーザーアイコンが出るようになり、

クリックすると、ユーザーの切替、追加ができます。

それぞれのユーザーで、ログインするGoogleアカウントや、設定、Cookie、ブックマーク、拡張機能テーマを別にできますのでなかなか便利です。

僕は主にAdwordsやAnalytics、Google+、Bloggerなどでアカウントを使い分けるために主に使っています。

新規タブに表示されるよく見るサイトなども別になりますので、仕事用と私事用で使い分けるとかもいいかもしれませんね。
(プレゼン中に変なサイト出したりしないように。)

2014年1月6日月曜日

虫と歌 市川春子作品集(市川春子)|読書記録

市川春子さんの作品集『虫と歌』を読んだ感想というかレビューというかのメモ。市川春子さんの初単行本だそうです。人と、人でないもの物語、全4話+1。星の恋人/ヴァイオライト/日下兄妹/虫と歌/ひみつ



年末の予定が急になくなったりして、暇になったりしたのもあってか久々に漫画欲が爆発した。1万円くらい漫画買った気がする。もうすぐ引っ越しで整理しちゃうのにね。バカだね。漫喫行けばいいのにね。

市川春子さんの作品は旧い友人が某所でおすすめしていたので気になって購入してみました。

可愛らしい絵で描く、少し残酷で美しい物語。そして、どの物語にも人でないものが登場します。ガチガチのSFではないけれど、ファンタジーほど説明がないわけでもない。ロバート・F・ヤングの作品を彷彿とさせられました。
どちらも、現実にはありえない物語世界を舞台装置として、人にしか持ち得ない感情を鮮やかに描き出します。市川春子さんの語り口のほうが若干残酷かも。でも、その残酷さが物語の美しさを増しています。

どれも素晴らしいとしか言い様がないけれど、特に『日下兄妹』のラストは完璧だと思います。

思わず『25時のバカンス』と『宝石の国(1)』も買ってしまいましたよ。
ハードコピーを購入したけれど装幀なども凝っていて良いです。でもKindle版100円だからそっちも買ってしまいそう。。

2014年1月4日土曜日

デスクトップ版Google Driveで複数のGoogleアカウントを無料で使う方法


この文章は、Google DriveをInsyncなどのサードパーティー製のクライアントを使わず無料でマルチアカウントで利用する方法についてメモしたものです。

Google Driveのデスクトップクライアントは便利ですけれど、2014年1月4日現在1アカウントにしか対応していません。

一方でGoogleアカウントを複数持っていて使い分けている人は少なく無いと思います。
僕も勤め先のアカウントと個人のアカウントの2つをメインで使っているので片方しか使えないのでは少々不便です。

この点についてはInsyncというサードパーティ製のクライアントが解決しています。こちらの出来は素晴らしいのでこれを購入すれば全て解決しますし、下に書く方法よりもずっとずっとスマートに解決できます。

が、iOS向けのGoogle Driveがマルチアカウントに対応したりしているところを見ると、OSXやPC向けのクライアントもそのうちマルチアカウントになるのではないかと思ったりするところもありまして、いまいち購入に踏み切れないところです。

そんな吝嗇で優柔不断な僕みたいな人のために、Google純正のクライアントでGoogle Driveをマルチアカウントで使用する方法をまとめてみました。


  1. Google Driveクライアントをインストールする
  2. 使いたいGoogleアカウントの数だけ、OSのユーザーを作成
  3. それぞれのユーザーでログインし、それぞれ別のGoogleアカウントでGoogle Driveのセットアップをする。この時、同期するフォルダの名前をアカウントが判別できるようにしておくと便利。
  4. 3のセットアップ時にGoogle Driveで作成されたフォルダを、メインのユーザーから閲覧・編集可能に設定する
  5. メインのユーザーでログインして、それぞれのGoogleアカウントと同期しているフォルダへのショートカットを適当なところにつくっておく。


これだけです。これでメインのアカウントからすべてのアカウントと同期されたファイルにアクセスでき、変更内容もしっかり同期されます。

ただし、すべてのユーザーでログインしていないと同期されないです。
この点がネックですね。でも、2アカウントくらいであればさほど問題にならないのでは、と思っています。

Google純正のクライアントがさっさとマルチアカウント対応してくれることを祈りつつ、それまでのつなぎと思ってこの方法で対応しています。

面倒な人はInsync使えばいいと思いますけど。

2013年9月22日日曜日

第8回人・形展@丸善・丸の内本店4F

「第8回人・形展」にふらっと入ったらゾッとしたという小並感。丸の内オアゾの丸善で本を見繕っていたら、4Fで無料の展示をやっていたので覗いてみたら面白かったっていうそれだけの話です。普段見ないものを見るといろいろ考えが巡って面白い。



人形って怖い。何が怖いって、あんまりおおっぴらに出来ないような感情がざわつかされるところです。
上のフライヤーの写真のように、割とリアルな幼い女の子の人形が多かったのですが、見ているうちに、作っている人が感じているのかなと思う純粋さとか幼性へのあこがれというか固執への共感だったり、逆に嗜虐性とか破壊衝動のようなものが自分の中で頭をもたげてきて怖いんですよ。

単純に綺麗、とかすごいとかで済ませられない自分が残念です。そのあたりの感情を掘り起こすと自分の中にドス黒いものが見えそうですごく怖い。あーやだやだ。

ちょっとネガティブなコトバになるけど「気持ち悪い」という感情も近いです。対象物が、というよりもそれによって呼びおこされる自分の中の嫌な部分が気持ち悪いという感じ。

まあ、まともな人が観たら全然こんなこと考えもしないんでしょうが。

先に、幼い女の子の人形が多かったと書きましたが、もう一つ異形の者の造形も多かったです。半人半獣の神話の登場者とか伝承に出てくる化物とかですね。

試験管に入った小さな人魚の人形などもあって、なぜだか小説の方の『木島日記』を思い出しました。

そういえば『多重人格探偵サイコ』のラストってどうなったんだっけ。関係ないですね。

人形をリアルに作ろうとすると、子供や幼児になるのはすごく自然な気がします。サイズ小さいほうが作りやすいですから。
でもなんで女性の人形にかたよるのでしょう。作者が男性か女性に寄っているのでしょうか。フライヤーの名前だけだと判断がつかないな。

人形遊びが女児の遊びとして位置づけられていたように、人形自体が女性的な存在なんですかね。
土偶の時代から女性像のほうが多かったようですし。土偶の時代だと制作時点からジェンダーで分かれていそう。この場合は女性ですかね。男どもは狩猟に行き、女どもは採集物を煮炊きするときに併せて創ってしまう。

などと人形について色々と頭を巡らせてしまいました。面白いので近くに用があったら寄ったら良いとおもいます。24日までですけども。

2013年9月3日火曜日

台北の文具のおみやげに台湾師範大学のノベルティショップがいい感じ

散歩していて見つけた台湾師範大学のノベルティグッズショップが台湾っぽいモチーフの文具などを扱っていて良い感じだったのでそのメモ。


ようやくいい天気になったので散歩でもしようと永康街のまわりをふらふらしていたんですが、たまたま師範大学に行き当たったのでちょっと覗いてみました。
9月の始めの平日ということで新入生の学内ツアーをやっていてなかなか賑やか。
屋外のカフェとかもあってなかなかよい感じです。


キャンパスはいくつか点在しているのですが、件のノベルティショップのあるのはメインキャンパスから道を挟んだ向かい側の図書館のあるエリアです。



門を入って右手に21世紀風味館というごはんやさん(サイゼリアとか)が入った建物があって、そこのホールにグッズが飾ってあったので気づきました。ちなみにグッズはHP(http://eshop.ntnu.edu.tw/)でも見られます。

実際のショップが有るのは大学図書館の中。図書館はゲートがあって自由に出入りはできませんがカウンターでお願いすると身分証(パスポート)と引き換えに入館カードを出してくれました。

おいているものは、師範大学に関するものはもちろん、台湾や中国の歴史に関するモチーフを使ったノートや手帳、ファイル、定期入れまで色々あります。大学らしく文具が中心ですが、マグカップやピアスなども。




写真がよろしくないですが、手帳と絵葉書をいくらか買い求めました。絵葉書は本屋さんなんかで買うより若干安め。店番をしていた大学の女の子が可愛らしかった。
永康街からも近いし、文具好きだったりしたら、足を伸ばしてみたら良いと思います。

2013年9月1日日曜日

台北のエスカレーターは大阪式

台北のエスカレーターは大阪や仙台と一緒で急ぐ人は左です。ちなみに車は右側通行。駅の階段は右側通行。徒歩でも、地下通路なんかをみていると右側通行の人が多いようです。つい左に寄っちゃって焦る。


また、やたらと床に座る。修学旅行生みたい。


それだけ