2012年12月26日水曜日

KFS-500でネガフィルムをスキャンした感想レビューなど

ケンコーの廉価フィルムスキャナーKFS-500でネガフィルムをMacBook Proにつないでスキャンした感想、レビューのメモ。以前、フィルムの現像時に業者さん(記憶が曖昧だが富士フィルム系列のはず)にお願いしたスキャン画像との比較もしてみました。

今年中にネガフィルム全部スキャンする!と自分に宣言してはや数年、ずっと延ばし延ばしにしてきましたが、この年末比較的時間が取れる状態になったので漸く一応の決着をつけました。
外注するとそれなりにお金がかかりますし、暇さに反比例してお金があまりないので、質よりもコスト重視で、ということでAMAZONで4千円台だったKenkoフィルムスキャナー KFS-500を使って自分でスキャンすることに決めました。

KFS-500はUSBでパソコンに繋ぐタイプのもので、操作はパソコンにインストールした付属ソフトから、フィルム送りなどは手動という廉価フィルムスキャナです。サポートはWindowsのみですが、付属のCD−ROMにはMac OSX用のソフトも入っており、私のMacbook Pro 2010-mid OSX10.6.8では支障なく使えました。ただしネガフィルムのスキャン時も、プレビュー画面の色は反転したままでした。スキャンした画像は正常です。


Kenko [フィルムをデジタルデータ化] フィルムスキャナー KFS-500

操作自体はすぐに慣れます。高精細に設定するとスキャンに数秒かかるので、はじめのころはスキャン中にフィルム動かして画像が歪んでしまったりしていました。フィルムをマウントにセットして、一枚一枚手で動かしていくのはなかなか骨ですが、スキャンするフィルムは100本もなかったのでそれほどのストレスもなく、完了しました。

スキャンした画像は、値段なりで、決して良いとはいえません。解像感はかなり落ちます。また、フィルムの端は切れてしまいます。
フィルム現像時に業者さん(記憶が曖昧だけど、多分富士フィルム系列のはず)にデジタル化をお願いしていたフィルムもあったので、KFS-500でもスキャンしてみました。

KFS-500
業者さん
KFS-500
業者さん
KFS-500
業者さん

特に加工などせず、スキャンしたもの、納入されたものをそのままあげています。ゴミが写り込んでいるのは、私が不精して気にせずにスキャンしていたからですが、木々の枝や彫刻などのディテールは業者さんにお願いしたものに比べてKFS-500では大きく損なわれています。
でも、このくらいのサイズであれば印象はまあまあ伝わりますね。端が切れてしまっている方が致命的な気がします。

さすがにこの画像だと、スキャンしたネガフィルムを破棄するところまではいきませんが、同時プリントはもう場所の都合で捨てていたので、PCで手軽に確認できるようになったのは大きいです。ネガフィルムは撮っておいて、今回スキャンしたものも折を見て整理し、気に入ったものは業者さんにお願いしてスキャンしなおしても良いなあと思っています。


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